2014年8月11日月曜日

メリハリある給与体系 交渉2回目

今日17時から、交渉の2回目が行われました。
短い呼びかけ期間だったにもかかわらず、
宮教組は30名近い交渉団になりました。














冒頭、教職員課長は、前回の交渉で
「特別支援教育に携わる教員の専門性が薄まった」
と発言したことは、不適切だったと謝罪しました。















しかし、頑として、「財政上困難なので」と、特別支援の調整額削減を撤回しません。
交渉団は、特別支援の調整額削減と、部活手当の増額を切り離して
実施するべきだと粘り強く主張しましたが、同じ返答を繰り返すばかり。
参加者からは、だんだん怒りの声があがり始めました。

一端中断を挟んでも、「10月からの実施を変えるわけにはいかない、
2つはセットで行うしかない」の一点張り。
特別支援担当者数名から、大変な状況を訴えましたが、
「心苦しいのですが、財政が・・・」を繰り返すばかり。














ただ、①部活動手当の時間毎支給を前向きに検討したい、
②特別支援学校の講師の割合を減らす、
③特別支援の人的配置などの充実策を考えていく、と提案してきました。
交渉団は、これまでの交渉でも士気向上策として約束したことの
ほとんどが実施されていないので、信用することはできない、
とはねつけました。

部活動手当の増額は、何とか10月から実施し、
特別支援の調整額削減は絶対認めない、と交渉団は詰め寄りましたが、
なかなからちがあかず、また中断して、書記長達が予備折衝をしました。

結果は10月からの実施が見送られ、実施時期について
次の交渉(8月中)で詰めていくことになりました。
その時に、県教委が示してきた3つの提案についても
具体的に進めていけるよう、事務折衝もおこなっていく、
と言うことを確認して、交渉は10時に終了しました。


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