2013年2月27日水曜日

「東日本大震災 子ども・いのち・未来」 各校へお届け

宮教組が明石書店から出版した
「東日本大震災 教職員が語る子ども・いのち・未来」、
おかげさまで大変好評で、第3刷に入りました。

日本教育公務員弘済会宮城支部の高橋支部長が
「この本を読んで大変感銘した!とてもいい本である。」と、
県内の全小中学校に1冊ずつ、本を購入してくださいました!

現在、文書箱を利用したり、役員や専従が直接持参して
各校に本を届けています。
まだ届いていない学校も、もう少しお待ちください。

一緒に購入申込書もお届けしたところ、
さらに申し込みが続々届いています。
とてもうれしいことですね。

今週末には、「執筆者に感謝する会」が行われます。
どんな会になるか、楽しみです。

2013年2月23日土曜日

第301回中央委員会

今日は第301回中央委員会でした。
雪のため出足が鈍かったのですが、
11時過ぎには過半数を超え、成立しました。













執行部からの当面の運動課題の重点として提案したのは、4つ。
①毎週金曜日に拡大行動日として取り組もう
②春の教育講座を成功させよう
③多忙緩和、「子どもと向き合う時間の確保」に向けて学校作りを
④通勤調整の見直し、現給保障・退職金問題交渉時の約束実現
です。

討論では、11人の中央委員から発言がありました。
宮教組の余剰時数や授業分担の提案が、いろいろな分会で実現している。
今年度始まった前期高校入試の問題が大変大きい。
防災主任や防災計画のあり方に問題がある。
大きな地震が起きたときの学校での勤務のあり方はどうなのか。
青年部しゃべり場でつながりが生まれている。
などの発言がありましたが、その中で、
仙南支部の山本支部長から拡大の報告があり、
参加者からは大きな歓声が上がりました!













今年は、平日に宮教組定期大会を行うこと、
中学校の交流会も実施しよう、などの提起もされ、
宮教組の運動に確信を持って前進しようと意思統一して
閉会しました。
参加していただいた皆さん、お疲れ様でした!
団結、頑張ろう!
 















2013年2月18日月曜日

米軍実弾砲撃訓練 現地抗議集会

宮城県にある王城寺原演習場で、今年も
米軍海兵隊による実弾砲撃演習が始まってしまいました。
今日は、現地に集まっての抗議集会とアピール行進が行われました。














主催者である米軍移転・日米共同演習反対宮城県連絡会の
代表の方のあいさつ、地元からの報告があった後、
日本平和委員会事務局長から、経過報告とともに
決意表明がありました。
ここ数年、砲撃訓練の規模が大きくなってきていること、
昨年は演習場内で2度も火災が発生していること、
沖縄では行われていない夜間訓練も実施されること、
なんと今年は夏にも2度目の訓練をすることなど、
聞けば聞くほど許せない状況が報告されました。

連帯のあいさつで遠藤県議は、沖縄の基地の
状況調査をしたところ、本土への演習拡大後も
沖縄の訓練は縮小されていなかったとのこと。
やはり、沖縄の負担軽減という理由は、
単なる国民だましの口実だったようです。
今後も根気強く米軍撤退を求めて頑張ろう、
と、約80名の参加者で意思統一しました。













その後、約1時間、演習場のゲート前を通るルートで、
アピール行進を行いました。














「人殺しの戦争訓練はやめろ!」
「米軍は王城寺原から、日本から出て行け!」
「オスプレイの配備を撤回しろ!」
「軍事費を削って、暮らしに回せ!」など、
シュプレヒコールをあげました。

演習期間中、交代で演習場の監視も行います。


2013年2月13日水曜日

高校入試110番

昨日、公立高校前期入試の合格者発表がありました。

新聞には、「3571人に春届く」とありますが、
逆に、4986人が不合格になった訳です。
今までにない数の中3生が辛い思いをしたことになります。

新入試制度導入ということで、宮教組は
高教組、相談センターとともに「入試110番」を今日開設し、
さまざまな相談に対応しています。













マスコミの注目度も高く、2社がTV取材に入りました。
前期の110番は、15日の17時半まで開設します。
ぜひ受験生や保護者の皆さん、ご活用ください。

2013年2月12日火曜日

県教委教職員課と意見聴取会

今日、教職員課と、多忙解消に係る
意見聴取会が行われました。












高教組も一緒に参加したので、
それぞれの持ち時間が少なかったのですが、
宮教組は、①勤務時間内に業務が終わるようにすること
(特に学期末・年度末の評価時期には
余剰時数分で授業カットし時間を作ること)
②教頭・主幹教諭・教務主任の専科授業分担
③部活動の諸通知徹底
について訴えてきました。

しかし、高教組から出された「勤務の割り振り」に関して、
「疲労回復措置は、勤務時間の割り振りという点からは
あり得ない。」という発言があって、執行委員から
「おかしい」「どうやって時間外勤務の歯止めをするのだ」
と怒りの声が上がりました。

1年に1度の意見聴取では、今回のように
制度上のことと運用上のことで意見の食い違いも出て
なかなか具体的前進ができないので、
県教委の安全衛生委員会に組合代表が入っていない代わりに
この会を増やしたり定期的に開催したりして、
今回のような食い違いを失くしていってほしい、
と強く訴えました。

最後に、「体罰の根絶に対する宮教組の考え方と
県教委への要請書」を提出し、
「体罰に関するアンケートの結果から教職員への指導が
恣意的にならないようにすること」
「児童生徒・保護者・教職員からの具体的相談を受けつける
窓口を各自治体にも設置するよう指導すること」
などを要求してきました。

2013年2月6日水曜日

3連休は「憲法」について学ぼう!

安倍政権になり、ますます憲法をめぐる情勢は
危なくなってきました。
96条を改正して、改憲しやすくしようといているのです。
今こそ、草の根の力で憲法を守るときです。

今週末の3連休に、2つの憲法に係る学習会があります。
まず、学習会に参加してみましょう!














































予定があって参加できない方は、9条の会の
呼びかけ人のメッセージを読んでみましょう!
奥平康弘さんのメッセージは長いので、
9条の会のHPでご覧ください。


2013年2月4日月曜日

高校入試 前期学力検査の改善要望書提出

2月1日の高校入試前期学力検査の後、
宮教組入試問題検討委員の先生方に集まっていただき、
今回の学力検査の問題内容について検討し、
11時過ぎまでかかって見解をまとめていただきました。

それをもとに改善を求めた要望書を作成し、
本日記者レクを行った後、高校教育課に
要望書を提出しました。

記者レクに臨む、高木副委員長と検討委員の先生方














高校教育課に要望書を提出













全体的な見解としては、おおむね例年通りの難易度だが、
実施が例年より1か月早いことを考慮すると、
まとめや応用問題に取り組む余裕がなく、
受験生にとっては大変な問題が多かったのではないか、
ということです。
具体的な内容を知りたい方は、宮教組まで
お問い合わせください。


2013年2月1日金曜日

学校運営支援チームとの意見交換会

今日県庁で、県教委の学校運営支援チームと
宮教組との意見交換会がありました。

支援チームは、「多忙解消」「メンタルヘルス」「震災復興」
など6つのワーキンググループを作って、
県立校だけでなく小中学校の現場の先生方から
意見を聞く「意見交換会」などを開いています。

まず、その経過や開催状況などの説明を聞きました。
支援チームは、「現場の先生方が働きやすいようにする」
という目的をもっていて、その点では組合も県教委も
同じである、という趣旨説明がありました。
昨年の組合の意見も取り入れ、「在校時間の記録」
「部活動問題」「ICT化」という3つの重点に力を入れていて、
3月には、これまでの取り組みのまとめを出すそうです。












宮教組からは、質問をいくつかした後、
「多忙解消のために時間をどうやって生み出すか」
「仕事に希望を持てない教員が増えている現状をどう打開するか」
ということにしっかり取り組んでほしい、と意見を出し、
余剰時間の適正な活用や部活動についての提言など
具体的な意見を述べました。
時間があまりなくて残念でしたが、少しでも
現場の先生方のために実行あるものにしていって
ほしいと思います。