18日の夜、「比例定数削減を許さない宮城連絡会」の総会が
戦災復興記念館で行われました。
総会議事に先立って、記念講演が行われ、
自由法曹団選挙制度改革対策本部の山口真美弁護士が
「私たちの声を国会に届けよう~小選挙区制の廃止を求めて」
と題して、お話をしてくださいました。
自民党は、0増5減を今日にも決めようとしていますが、
それでは1票の格差の憲法違反の判決の解決にはなりません。
格差をなくすために最良の方法は、ブロック単位の比例代表制。
欧州大陸諸国始め世界では当たり前の制度。
17ブロックで実施すると、最大格差は1.0039倍です。
または、都道府県単位での大選挙区制で実施すると最大1.219倍。
これなら、憲法違反の現状をスッキリ解決できる、
ということをわかりやすくお話してくださいました。
今回の選挙で1番言われたことは、小選挙区制による
死票の多さ。投票数の4分の1、全有権者の6分の1で
80%も自民党が議席を獲得してしまったおかしさ。
民意を反映しているとは言えません。
講演の後の総会では、「比例定数削減反対」では運動が弱い、
はっきり「小選挙区制廃止」を訴えるためにも、
会の名称を「小選挙区制を廃止し1票を生かすみやぎの会」
とすることを決定しました。
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