2012年12月28日金曜日

宮城民教連「冬の学習会」に参加しよう!

1月5日・6日、仙台の茂庭荘で
毎年恒例の「冬の学習会」が行われます。

講演会は、「地球のステージ」でおなじみの桑山紀彦さん。
国境なき医師団でも活躍中です。

おすすめは、模擬授業・講座です。
小学校の先生方はもちろん、中学校英語の先生方、
養教の先生、読書が好きな先生にもお勧めです。
若い先生には、授業のヒントがいっぱいですよ!

申し込み締め切りは過ぎていますが、
今からでも大丈夫です。
日帰り参加なら、直前でもOKです。


大いに学んで、温泉や交流会でリフレッシュして、
元気はつらつで新学期を迎えましょう!


クリックすると、チラシを大きく見られます。





2012年12月27日木曜日

2つの交渉

12月26日午後、県庁にて2つの交渉が行われました。

1つめは、青年部交渉です。
県の青年部常任委員の先生方が参加しました。













臨時教職員の皆さんのために、
「定数内講師をなくして正式採用すること」
「中断期間廃止」「健康保険と年金の継続」
「年休の繰り越し」「採用試験の実施日の配慮」
などについて訴えました。
また、初任研の大変さについて現状を話し、
内容を精選して負担を軽減するよう求めました。
予算に関係する部分では
なかなかいい返答はありませんでしたが、
いくつかの制度的な面では他県の情報も取集し
検討していきたい、という姿勢を見せてもらいました。


2つ目は、現給保障に係る総務部長との交渉です。
宮教組だけでも50名が参加し、高教組・県職組も入れ
80名近くの交渉団になりました。













廃止を予定している他県でも、ほとんどが経過措置を取っているのに、
被災地である宮城県でなぜ今全廃止を強行しなければならないのか、
と強く迫りましたが、部長は「人事委員会の判断に従うのが当然。」
の一点張り。しかも、経済にも影響を与えることを認めながら。
現場の先生方の訴えも入れ、「絶対受け入れられない。」
という姿勢で、部長に再度検討を強く申し入れて一旦中断。
返答次第では交渉を際限なく続ける、という姿勢で待ちました。

すると、参加者の数と委員長や現場の先生の声に圧倒されたのか、
「経過措置について検討するので、次回に持ち越したい。」という回答でした。
「25年には実施しない、という事項も含めて再検討をお願いしたい。」
と要望を述べて、交渉は終了しました。

次回は、1月10日(木)です。また現場からの結集をお願いします!



 

2012年12月17日月曜日

利府二小で被爆者の体験を聞く会

今日は、宮城県原爆被害者の会「はぎの会」の
木村緋紗子さん同行して、利府二小に行きました。
六年生の皆さんに、木村さんの被爆体験談を
聞いてもらうためです。














木村さんがいつものように、
直筆の被爆したお祖父様の絵を示しながら、
幸せだった生活が一瞬で一変して地獄になったことを話すと、
子どもたちは真剣に聞き入っていました。
やはり、実際に体験した人の話は心に響くのですね。













木村さんは、この時期、あちこちの小学校で被爆体験を話しています。
本当は、思い出すのも辛いこと。でも、体が元気なうちに、
一人でも多くの子どもたちに伝えたいと思っていらっしゃるのです。
その運動を少しでも支えてあげたいと思います。

新政権は、こういう被爆者の方々の思いも
しっかり受けとめてほしいものです。


2012年12月15日土曜日

養護教員部学習会

今日は、3つの支部で養教部の学習会がありました。
仙台、古川、中央です。

フォレスト仙台では、午後に中央支部の学習会が行われました。
「ミニアンを使った救命救急」の実技講習会でした。













ミニアンは、「レールダル メディカルジャパン(株)」の
心肺蘇生トレーニングキッドです。
今回は、復興支援プロジェクトとして、無料で講習会を開き、
参加者全員にキッドをくださいました。
とてもうれしかったです。みんな大喜び。


胸骨圧迫をするとき、きちんとできるとカチッと音がします。
ですから、どのくらい力をかけたらいいのかがよく分かります。
30回圧迫して人工呼吸2回。
これを繰り返すと、相当疲れます。













でも、全員にキッドがあるので、40分で全課程ができました。
山口県の関市では、毎年中学1年生全員が
ミニアンを使って講習を受け、家に持ち帰って
家族にも伝授しているそうです。
DVDも付いているので、復習も簡単にできるのです。

レールダル(株)では、ミニアンが売れると、
同じ数のミニアンを被災地の学校に贈っているそうです。
宮城でも、戸倉中や七ヶ浜中などに贈られています。

保健委員会などで活用したり、保健の授業で
取り組むのも効果的なようです。

今回の学習会は、高橋養教部長が全国学習交流会に参加し、
つながりができた兵庫県豊岡市の教職員組合の方々に
アドバイス・支援していただいたことで実施できました。
本当にありがとうございました!

2012年12月11日火曜日

全教職員配布 宮城県教育新聞 冬号 

今日、全教職員配布新聞の冬号ができあがってきました。
さっそく、執行委員と書記さんたちで、発送の準備をしました。

夏号・秋号は、組合員のいない学校(0分会)と、
組合員1名の学校(1分会)に執行委員がお届けましたが、
もっといろいろな学校を回りたい、ということもあり、
0分会・1分会でも郵送で届けるところもあります。
ご了承ください。

今回の目玉は、2面・3面の「来年度の教育計画づくり・
(宮教組提言ダイジェスト版)
こうすればできます!子どもと向き合う時間」です。
小学校・中学校それぞれへの提言が、
資料やグラフ付きで紹介してあります。
特に、中学校は、「部活動アンケート」の中間報告が載っています。
各学校でぜひ、学校評価反省会などの参考資料として活用してください。

では、明日から執行委員がお届けに参ります。
よろしくお願いします。

2012年12月10日月曜日

歌津の仮設回り

今日は、「東日本大震災 復旧・復興支援みやぎ県民センター」
が取り組んでいる、「医療と介護の免除を継続することを求める署名」
のお願いをするために、歌津の仮設住宅7ヶ所を回りました。

ほとんどが小さな仮設住宅。学校の校庭に建てられた仮設も。










自治会長さんに配布と回収をお願いしてきましたが、
「継続されれば本当にうれしいこと。喜んで取り組みます。」
と受け取ってくださった方が多いです。
何か困ってることはないかと問うと、
「これ以上望んではバチが当たります。」と
大変遠慮深いお答え。
復興住宅についても集団移転でも雇用でも、
不安・不満はたくさんあるはずなのに・・・。
みなさん、本当に我慢強い。いや、我慢のしすぎです!
こんな被災地の方々のことを真剣に国は考えてほしい、
そういう人を選挙で選びたいものです!



お昼は、復興商店でおいしい海鮮丼をいただきました。




























イカやマグロ、鮭などがたっぷりのって、1000円。
とってもおいしかったです!
みなさん、気仙沼に行くとき、ちょっと寄り道して
歌津の復興商店に寄ってみてくださいね。
おいしいおみやげやかわいい小物がたくさんありますよ。



2012年12月9日日曜日

第300回 宮教組中央委員会

12月8日(土)、今年度3回目の中央委員会が行われました。

議長あいさつの時に、前委員長の齊藤重美さんから
加入の報告があり、スタートから盛り上がりました!

前委員長から高橋委員長へ加入用紙が手渡されました
 














第2議案「当面の運動課題」で、
次回2月の中央委員会まで、次の4項目を
重点として取り組むことを提案しました。

1、組織拡大に全役員総力を挙げて取り組む。
2、専門部GO!DO!教研を250名参加で成功させる。
3、「子どもと向き合う時間」確保に向け
  来年度の教育計画づくりを進める。
4、現給保障継続・退職手当削減阻止・旅費通勤調整見直し
  をもとめて、全力で取り組む。

討論では、13名の方が発言しましたが、
被災地で間借している小学校の
渡辺中央委員の話に考えさせられました。
7日(金)震度5弱の余震で大騒ぎになりましたが、
この機会に備蓄倉庫の中を点検したり
発電機をつけてみよう、ということになったそうです。
でも、懐中電灯まで備蓄倉庫の中。
もし停電になっていたら、懐中電灯を取りに行くために
懐中電灯を探さなければならなくなるところだったそう。
職員室に、職員全員分の懐中電灯を置いておく
必要性に気付いたそうです。
また、発電機も動かそうとしたら燃料やオイルを
入れなければならず、結局動かせなかったそう。
ただ配備すればいいのではなく、
使えるようにしなければならない、
マニュアルを作ることより、そういう準備が大切、
という話に、みんな「なるほど!」と納得。
さっそくいろいろな機会に呼びかけていこうと思いました。

提案は承認され、2月まで宮教組一丸となって
運動を進めていくことを意思統一しました。

2012年12月7日金曜日

チョコっとお茶のみしませんか?

宮教組恒例、冬の対話推進キャンペーンが
始まります!

今年も、「六花亭」の「ストロベリーチョコ」をもって
執行委員が分会を訪問します。

期間は、12月10日~2月28日。
エントリー締め切りは1月31日です。
詳しくは、チラシをご覧ください。
(クリックすると大きくなります)

















ちなみに、チラシの左側は、分会で先生方に
お知らせするのに活用してください。

来週12日から、全教職員配布宮教組新聞の
お届けも始まるので、セットでお茶のみができると
大変うれしいです!どしどしエントリーしてください!

ところで皆さん、「六花亭」という会社は、
有給休暇取得率100%の会社だってご存知ですか?
すごいですね。
教員も、100%取得は無理でも、安心していつでも
年休がとれるとうれしいですね。
そんな職場になっていますか?
そういうことも、ぜひチョコっとお茶のみしながら
語り合いましょう!



 

2012年12月6日木曜日

専門部GO!DO!教研に参加しよう!

来年、1月26日(土)・27日(日)に行われる
専門部GO!DO!教研のチラシができました。

今年は、事務職員部・栄養教職員部も講座を開きます。
2日間で、全部で15の講座があります。
きっと参加したくなる講座があると思いますので、
ぜひご覧ください。クリックすると大きくなります。














































なお、宿泊費9,000円のところ、組合員であるなしにかかわらず
3,000円を補助しますので、6、000円になります!大変お得です!
もしかしたら、支部からも補助が出るかも・・・?
たくさんの参加、お待ちしています!
早めの申し込みをお願いします。

2012年12月2日日曜日

国民春闘討論集会

12月1日・2日、秋保グランドホテルで
「2013国民春闘討論集会」が行われました。
 
1日目は、都留文科大学教授 後藤道夫さんの
「安心に暮らせる社会」と題した講演がありました。
日本の雇用や賃金がいかに悪い状況かが分かりました。
教育・医療・介護に従事する職員を増やすことが
地域興しに直結することだ、というお話には納得でした。
その後、5つの分野からの報告があり、
我が宮教組からも、書記長と石巻支部副支部長の
石垣先生が、被災地の学校の状況などについて
報告をしました。
 
夜は、大交流会。
団体ごとに紹介をしたり、みんなで労働歌を
歌ったりして盛り上がりました。
 
 
2日目は、分科会。「はたらくものの命と健康」
「復興・復旧にどう関わるか」など、5つの分科会がありました。
閉会行事で、それぞれの分科会からの報告があり、
中央支部支部長の清水先生が、
第4分科会「社会保障と年金」の報告をしました。
閉会の挨拶では、代表幹事でもある宮教組高橋委員長が、
「来年の春闘まで力を合わせて元気よく取り組んでいこう!」と
しめくくりました。
参加した皆さん、お疲れ様でした。


 

 


 

 

教育のつどい実行委員会

12月に入り、朝から仙台は雪が降りました。
みなさん、安全運転を心がけましょう。

1日午前中、フォレストでは「みやぎ教育のつどい」
実行委員会が行われました。














今年のつどいについての総括でもあり、
来年のつどいのスタートでもあります。
来年、参加者をさらに増やすために
いろいろな意見が出されました。
課題も出されました。
来年は宮教組が事務局なので、
頑張っていきたいと思います。

2012年11月30日金曜日

明日 フォレストで2つの学習会

明日12月1日(土)の2つの学習会を紹介します。
どちらもフォレスト仙台で行われますし、
おすすめです。どうぞおいでください!


まずは、「仙台の子どもと教育をともに考える市民の会」と
仙台市教職員組合、宮城県教育会館の共催による講演会です。

クリックすると、大きく見られます。























2つ目は、「宮城県内九条の会連絡会・みやぎ憲法九条の会」
主催の、「アジア太平洋戦争学習会」です。

2012年11月29日木曜日

現給保障に係る交渉 1回目

11月28日、三者共闘会議(宮教組・高教組・県職組)による
人事課長交渉が行われ、現給保障廃止を阻止するために
結集しました。













2回目以降の交渉ポイントを絞るため、
他県の状況はどうなのか、対象教員数はどのくらいいるのか、
などのデータを示させ、当局の考えを確認しました。

「現給保障を廃止すれば、民間よりもさらに
公務員の給与が下回るという認識でよいか?」という問いに
「そう認識している」という回答でした。しかし、
「まだ復旧が完了していない被災県で、
なぜ今現給保障廃止を強行するのか?」と
高橋委員長が鋭く問い詰めましたが、
「人事院の示した適正な基準の維持のため」と
聞く耳をもちません。


当局の示した、対象教員数は、小・中学校教職員の
約30%に当たる、3500人弱にものぼります。
金額では、その中の3分の1の人が5000円未満ですが、
3分の1が5000円~15000円、残り3分の1の人が
15000円から40000円もの減給になってしまいます。
旅費でも車賃単価が39円から32円に引き下げられたばかり。
公務員いじめとしか言いようがありません。
しかも、退職手当金削減も提示されそうです。

他県の状況のデータが出なかったので、
あとで送ってもらいました。
廃止予定は17自治体という報告でしたが、
H24年度実施は7自治体、しかもすべて経過措置を
取っており、据え置きという自治体も3自治体ありました。
その中で、なぜ被災地の宮城県が!という怒りが強まります。

2回目の交渉の日程を調整中ですが、
ぜひ現場からもさらに結集して
何とか現給保障を守りましょう!



 

2012年11月27日火曜日

古川 若い教師のしゃべり場 報告


11月22日,古川・栗原支部青年部企画
「若い教師のしゃべり場」を
古川教育会館で開催しました。
 
未組合員10名を含め,20名が参加しました。
太鼓のオープニングに始まり,仲良しゲーム,
手品,けん玉等みんなで楽しく交流し,
その中で1名の加入がありました。
 
参加者からは「ぜひ,またやりましょう。」
「今日来なかった知り合いの先生を誘ってみるから。」
という声が寄せられ,新たなつながりの可能性が
見えてきた交流会でした。
 
実行委員会も大変勇気づけられ,2月にも
第2回「しゃべり場」を予定することにしました。
 

2012年11月25日日曜日

平和大会3日目

横田基地近くの福生公園で全体集会が行われました。














主催者から、参加者の実数が1500人だったこと、
来年の開催地は、山口県の岩国であることが
報告されました。

集会の後は、平和アピールパレード。


横田基地の前も通りましたが、基地の広さには
ビックリさせられました。
一体いくらの思いやり予算が使われているのだろう、
と、憤りを感じました。

3日間の平和大会が無事終了。
宮城県代表団の皆さん、お疲れ様でした!



2012年11月24日土曜日

日本平和大会2日目

今日は分科会ごとの行動日。
「第5福竜丸」のフィールドワークに参加し、
夢の島にある展示館にきました。















思っていた以上に大きくて、写真に入り切れません。
福竜丸以外にも被害にあった漁船が多かったこと、
日本近海でも汚染魚がたくさんとれたこと、
そして、世界規模で死の灰が降ったことなど、
知らなかったことをたくさん学べました。



















2012年11月23日金曜日

日本平和大会1日目

東京で日本平和大会が始まりました。
今日は、明治大学で行われた
国際シンポジウムに参加しました。

第1部の講演会では、ASEAN議長国カンボジアの
総局副総長のノン・サカルさんの講演がありました。














ASEANの役割や課題について
お話を聞きました。

第2部では、パネルディスカッションの後、
沖縄のヘリパッドや横田基地についての
特別報告がありました。
平和を脅かす課題はまだまだ
たくさんあることを実感しました。



2012年11月21日水曜日

仙台市で子ども笑顔キャラバンが実現

今年初めて宮教組が行った「子ども笑顔キャラバン」。
仙台市だけが未実施でしたが、今日実現しました。

対応してくださったのは、青沼教育長、針生次長、
大越理事です。













先日の仙台支部との交渉でも、教育長から
「小学校での教頭・主幹教諭・教務主任の授業分担を
進めていく。」という返答でしたが、
そのすぐ後に、次長が校長会で、
「学校の教育力が上がるし、空き時間ができることで
先生方にゆとりができるので、進めてほしい。」
と話した、ということを報告してもらいました。

部活動の時間規制についても、
「平日週1回 土日1回は休みにすることは徹底してやっていきたい。」
との教育長の回答でした。

ハラスメント防止規定はまだ策定していないそうですが、
処罰基準は作って対処してきた、という理事の話があり、
策定のお願いをしてきました。

交渉の時も、余剰時数の活用に関して、
「年度途中でも授業カットなどの対応をしていい。」
という返答をもらうなど、組合の提言に前向きな回答を
いただきましたが、今回も同様でした。
大変意義のあるキャラバンになりました。

「ゆきとどいた教育をもとめる請願署名」街宣終了

全県で取り組んでいる「被災地のすべての子どもたちに
行き届いた教育をももとめる請願署名」の街宣がほぼ終了しました。

生協店舗前署名も、仙台支部は全16か所が終了。
中央支部も8か所全16回が、昨日で終了。
仙南支部・古川支部3回、石巻支部・迫支部1回が
終了しています。
残りは、仙南・大河原生協が12月1日16時から
石巻・大橋生協が11月27日17時30分から。
仙南・石巻支部の皆さん、あと1回のご協力をお願いします。

仙台市内のフォーラス前の署名も今日で終了しました。
今日は大変強い風の中での活動でしたが、
120筆ほど集まりました。
中には、「寒い中、ご苦労様!」「頑張ってね!」
と声をかけてくださる方もおり、大変励みになります。
ありがとうございました!

あとは、各分会からの集約です。
まだ提出されていない分会には、
改めて署名用紙が届くこともあります。
ぜひ、これからでも取り組んでください。
中には、140筆も集めて送ってくださった分会もあります。
組合員は1人5筆は集めましょう!

2012年11月19日月曜日

教育長交渉・課長交渉

今日はいよいよ、教育長交渉。
委員長は31ページにわたる資料を用意して臨みました。

まずは、高教組と共通の課題について、
1時間半の交渉が行われました。

ずらっとならんだ、県教育委員会関係者












現場からも、たくさん駆けつけてくださいました。














主な課題は、震災対応、多忙解消、教育制度に対する要求です。
特に、震災教育特区としての30人学級の要請を求めましたが、
「震災加配の継続が第1課題。国の35人学級の施行を待つ。」
という返答で、教育特区を強く求めようという意識はないようです。
参加者からは、怒りと落胆の声が上がりました。

また、多忙解消のために、労安法に則って
総括安全衛生委員会を教育委員会に設置し、
組合の代表も入れて現場の声を聞くよう要求しましたが、
「学校運営支援チームが学校からの声を聞いているから。」
という回答で耳を貸しません。せめて、その支援チームに
組合からの代表を入れて知恵を出し合っていこう、と
最後まで粘り強く要求しましたが、時間切れで終わってしまいました。
中学校の部活動に関しては、改善しなければならないという
認識であることを確認することができました。






休憩時間・高教組交渉をはさみ、次は宮教組の課長交渉。
教育長交渉ではできなかった具体的な点まで要求を出していきました。
そのときも、委員長の作った資料が威力を発揮しました。

資料に目を通す課長たち














教頭・主幹教諭・教務主任等の授業分担については、
何とか「どのようにやっていくか、考える。」という
回答を得ることができました。
また、超過勤務の大変な実態にかかわって
中学校の部活動の深刻な状況を、現場から報告してもらいました。
部活の深刻な状況を報告する遠藤先生













教育長は「(多忙なのは)先生方が頑張っているから」
という認識でしたが、課長からは、
「超過勤務をできるだけなくしていけるようにしていきたい。」
という回答を得ることができました。
しかし、学校運営支援チームへの話し合い参加には
やはり「うん」とは言わず、例年の意見聴取を行う、
という返答にとどまりました。

ただ、余剰時数に関しては、100時間を超える学校もあり、
通信表作成時期などに授業カットに有効活用して
多忙解消すべきという具体的な提言に対して、
義務教育課長から、「余剰時数は3~4日分もあれば十分。」
という回答を得ました。
ぜひ各学校で、これからの教育計画作成に生かしてください。


参加してくださった現場の皆さん。本当にお疲れ様でした。

2012年11月18日日曜日

中央支部 ブロック教研3本だて

昨日・今日と、中央支部のブロック教研が行われました。

まずは、17日の名亘ブロック。
全生研の元常任委員である坂田和子さんをお招きして、
これから学年末を見通した学級作りの講座でした。














クラスの子どもたちの人間関係が
どのくらいできているかを見極めながら、
文化活動などを通してつながりを作っていくということを、
写真やビデオで実践を紹介しながら
お話ししてくださいました。
特に、課題をもっている子への対応の仕方が、
大変参考になりました。
子どもたちが自主的に取り組んでいる様子も、
今後の目標とするクラスの姿を示していただいたと思います。

次に、黒川ブロックの秋の学校。
台ヶ森温泉に泊まりながら、実践交流が行われました。














群読教材や学級通信、絵本の紹介があり、
算数の実践報告も行われました。
酒井式の絵の実践講座もあり、みんな
自分の絵を得意げに見せてくれました。

そして、18日の塩竈ブロック。
17日から松島「絶景の館」での1泊学習会。
本当にすてきな眺めでした!














昨日は各自の実践の交流が行われ、
今日は、船迫先生のおもしろ物作り講座がありました。
くるくるマグネット・折り初め・紙コップクラッカー・
くるくるレインボーの4つを作りました。
どれも、百均などで安く手に入る材料。
作っても面白かったし、遊んでも楽しい教材でした。















とても充実した2日間になりました。




2012年11月16日金曜日

黒川ブロック教研

黒川ブロックが毎年、秋の教研で授業公開をしていますが、
今年は大衡小学校の江島先生が体育の授業をしました。
3年生の跳び箱運動の授業です。

江島先生は体育同志会で学んでいますが、
横跳び越しから始めて技を広げていくという
同志会のプランに則り、横跳び越しの1時間目の公開でした。














最初は、跳び箱の上に足をのせてから降りる練習。
その後に、足をのせずに飛び越す練習に進みました。
ポイントを確認するたびに、子どもたちは
どんどん上手になっていきました。

子どもたちが、友だちのいいところから学び
自分で考えながらまねしていく力もつけたいと、
子ども同士がインタビューしあう時間も設定されていました。
その後、各班から、大事にしたいポイントが発表されました。














この1時間の授業中、とにかく子どもたちは、
飛び箱運動を楽しんで、たくさん練習しました。
そして、みんなしっかり横飛び越しができました。

授業の後は、事後検討会。
宮城教育大学の黒川先生が助言者です。














踏み切りの仕方はどうだったか、インタビューのねらいは?
など、いろいろな視点から話し合いました。
先生が子どもたちにポイントを与えるときは
視覚的情報になってしまう(腰を曲げて、など)が、
子どもたちには感覚情報(ふわっと降りる、など)が必要、
という黒川先生のアドバイスに納得!でした。

大変有意義な時間が過ごせた公開授業でした。
江島先生、ありがとうございました!

2012年11月15日木曜日

県庁 3本勝負!

今日は、朝から夕方まで、県庁に詰めっぱなし。

まず1本目、養護教員部交渉。             














主な要求項目は、放射線対策、フッ素集団洗口、
健康診断、予防接種、養護教員の複数配置、などなど。

養教部の皆さんならではの、専門的な視点からの
鋭い指摘・要求に、なるほど!と感心することばかり。
県教委は、話をていねいに聞いてはくれましたが、
国の出方待ちという姿勢が目立ちました。
被災地として、もっと国に積極的に要求を出してほしいと訴えてきました。

交渉の後、県庁内レストランでランチをいただき、
常任委員会を続けて行いました。


2本目。女性部交渉。

定年前に女性教員が仕事をやめている人が
30%を超える実情を示し、
その解決策として、30人学級の早期実現、
教頭・主幹教諭・教務・研究主任の専科授業分担、
余剰時数の適切な活用(多忙期の授業カット)
など、具体的提案をしましました。

部長の大山さんが手書きの拡大提案書を作成し、
資料と一緒にそれを示しながら説明したことで
インパクトはかなり大きかったのではないでしょうか。














現場からの発言も、多忙の実態・被災地の現状・
勤務時間の把握・パワハラの問題など、多岐にわたって
熱のこもったものが多かったです。

県教委は、こちらも話は聞いてくださいましたが、
予算がない、国に伝える、人事委員会に伝える
というの返答が多いのが何とも残念でですし、
宮城県の子どもたちのことを本当に考えているのかな、
という疑問が残ったのは否めません。


3本目。女性部の皆さんに引き続き残っていただき、
女性県議会議員との懇談会を行いました。














5人の議員さん全員に参加していただき、
被災地の現状、教職員の激務の状況などを
聞いていただきました。
議員の皆さん、質問を交えながら熱心に聞いてくださり、
大変有意義な時間を過ごせたと思います。
県議会で取り上げてくださることを期待するばかりです。

明日 木版画の実技講習会

仙南支部の教文部・青年部共催で
明日、木版画の実技講座があります。
講師は、版画の実践で名高い、杉田繁さん。
仙南の皆さん、中央支部の名亘ブロックのみなさん、
ぜひ参加してください。

チラシをクリックすると大きく見られます。

2012年11月14日水曜日

人事110番 開設中!

宮教組では、今人事110番を開設中です。

留任希望なのに転勤希望と書けと言われた、
転任したい市町村と違うところで人事が進められている、
などなど、困ったときには宮教組 本部か支部に電話してください。

被災地などの統合予定校の方で留任したいときは
はっきりと、個人の都合欄に書きましたか?

転勤先は生き方にもかかわる大事なことですから、
しっかり自分の希望を叶えてもらえるように、
あきらめずに求めていきましょう!

組合員の方はもちろん、組合員でない方も、
困っている人、お電話待っています!
電話番号は宮教組HPをご覧ください!

2012年11月12日月曜日

中央支部 秋の教研集会

今週末、中央支部の3つのブロックで
それぞれ、秋の教研集会が行われます。

各チラシをクリックすると、大きく見られます。

名亘ブロックは、全生研の元常任委員の坂田和子さんを
講師に、学級づくりの講座です。


















塩竈ブロックは、松島で1泊学習会。
日曜日には、船迫先生の物づくり講座もあります。
























黒川ブロックは、恒例の秋の学校。
台ヶ森温泉で1泊学習会です。
それに先立ち、16日にはブロック教研で、
大衡小の江島先生が体育の授業を公開します。

塩竈と黒川は、夕食や宿泊も伴いますので、
早めにお申し込みください。
中央支部以外の方でも大歓迎です!