2013年5月28日火曜日

賃金削減反対 総務部長交渉2回目

今日は交渉の2回目。
朝には県庁前で街宣を行い、交渉前には
「国家公務員に準じた給与削減反対総決起集会」が
JAビルで行われました。主催は、三者共闘会議です。

今回画期的だったのは、来賓として、
連合宮城と県労連、自治労が参加したことです。
また、石巻市と大崎市の市職労、宮城国公が連帯の挨拶に
駆けつけてくれました。

三者共闘の決意表明で、宮教組からは
渡辺石巻支部長が、被災地で統合し、仮設校舎での
現状を報告。震災後、自ら被災しながら避難所運営などで
頑張った私たちからも賃金を削減することは許せない、
と訴えました。












集会決議の採択では、瀬成田書記長が決議文を読み上げ
満場一致で採択されて、総決起集会は終了しました。





 













そして、県庁に場所を移して、総務部長交渉の2回目。
冒頭、分会の皆さんから寄せられた署名、計8000筆
(宮教組分は4500筆弱)を部長に渡しました。
マスコミの注目度も高く、総決起集会からたくさんの
メディアが駆けつけていました。












まず、前回の交渉で論点としていたことについて
総務部長から回答をもらいました。
資料を用意して、削減1つめの理由の「財政が苦しい」
と言うことを訴えたかったようですが、
資料のどこを見ても説得力のあるデータは見あたりません。
国直轄の事業費を減らしたらいいのではないか」
「分かりやすく言うと、16000円の財布から
100円のやりくりを考えることに当たる。
いくらでも費用削減の工夫ができるのではないか?」と
高橋委員長は鋭く迫りました。

また、2つめの削減理由の、「他の県から支援に来ている
職員が、地元の県で削減されているのに、本県が
しないわけにいかない」と言う点について、
「むしろまだ削減が決まっていず宮城の動向を見ている県もある。
被災地宮城で削減を決めてしまったら、かえって削減が広まって
支援職員に影響してしまうのでは?」と詰め寄りました。
会場からは、「その通り!」と応援の声が上がりました。












現場からの訴えでは、仙台支部の遠藤さんが、
「中学校では、過密長時間労働で、実質1ヶ月間に
1.5ヶ月分の仕事をしているのに、賃金削減されては
モチベーションが下がる。残業手当もない教員に
現給保障・退職手当削減に続くこれ以上の削減はやめてほしい。」
と訴えました。













しかし、何を言っても自分で決定権がない総務部長は、
「知事の言うことはぶれていない、2つの理由通り」の一点張り。
三者共闘は、「納得がいかないので、撤回を要求する」
と、一歩も引きませんでした。
部長ではらちがあかないので、次回の知事交渉を
きちんと約束させて、交渉は次回持ち越しとなりました。

次回は6月3日(月)17:15からです!


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