2014年2月14日金曜日

いじめ問題の克服のための教育行政に対する10の提言

今週、毎日県庁に出向いています。今日も県庁、義務教育課へ。
「また会いましたね。」があいさつになってしまいました(笑)。

今日は、「いじめ問題の克服のための教育行政に対する10の提言」
の要請に行きました。














いじめの原因にもつながる学力テストは絶対やめてほしいこと、
教員が希望を子どもたちに語れるゆとりを作ってほしいことなどを
強く訴えてきました。

10の提言は以下の通りです。
① 形式的、画一的な方針策定や組織設置の押しつけをやめ、
 学校の自主性に任せること。
② 厳罰化と道徳主義ではなく、子どもたちのなかに「いじめ」を
 克服する力を育てる学校現場での取り組みを支援すること。
③ 教員の「多忙化」を解消し、子ども一人ひとりと向き合う
 ゆとりを生み出すこと。
④ 教育予算を増額し、少人数学級の実現、養護教諭・カウンセラーの
 増員等の条件整備を急ぐこと。
⑤ 弁護士や心理・福祉などの専門家を各学校に配置し、
 教職員と専門家や保護者・地域の連携を大事にすること。
⑥ 保護者や児童生徒の意見を聞き、その代表者を対策組織などに
 含めること。
⑦ 国連子どもの権利委員会が指摘する「過度に競争主義的な
 教育制度」を抜本的に見直すこと。
  ・全国一斉学力テスト、県独自学力テストの中止、市町村独自学力
   テストの見直し
  ・大量の不合格者を生み出す「新高校入試制度」の見直し
⑧ 部活動の環境を改善し、勝利至上主義を克服する取り組みを
 進めること。
⑨ 子どもの権利条約31条に基づき、子どもたちが交流し、
 のびのびと遊べる時間と環境づくりを推進すること。
⑩ 数値目標重視の教員評価制度や上意下達の管理体制を
 改善すること。

前文もありますが、詳しく知りたい方は、宮教組HP「資料」の
ページにUPしてありますので、ご覧ください。


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