今日19日、5時から1時間、多忙解消について、
県教委教職員課と話し合いがありました。
まず、宮教組からの提案を、書記長から伝えました。
1、要録の電子化・志シートの廃止・体力テストの軽減・
報告文書の縮減などの事務量の軽減
2、初任研の軽減
3、専科授業の推進・余剰時数の活用
4、年休の9月切り替え
5、指導主事訪問の軽減
6、土日部活休養日化の徹底
7、勤務時間の把握
8、いじめ対策での多忙化防止
9、県独自の学力テストの中止
その後、各執行委員からも現場の声を入れながら
志シート・学力テストの中止についてや、初任研の大変さなどを
訴えました。
しかし教職員課からは明確な提案はありませんでした。
委員長は、「文科省は『残業時間』と言っているのに『在校時間』
と勝手に命名し、明らかに超過勤務の状態を放置しておくのは
違法ではないか?」と考えを問いただしましたが、
「県教委としては法に則って取り組んでいるので、
違法状態かどうか判断はできない。」という課長の回答でした。
「現場の忙しい状況に対してそんな認識だから、
なかなか多忙解消につながらないのではないか!」と
怒りを込めて訴えました。
一緒に話し合いに参加していた高教組が、
「何か具体的に県教委として改善したことはないのか?」と聞いたところ、
調査報告文書を2年間で119件から99件まで減らした、
10年研が免許更新と重なるとき、大学の研修や研修センターの講義に
参加した場合は、3日間の校内研修に振り替えられる、
などの回答が出ました。
もっと現場にそういう取り組みを広報してほしいし、
現場が実感できるような改善をしてほしいという要求も出されました。
話し合いは1時間で打ち切られ、十分な話し合いにはなりませんでした。
現場と行政の感覚のあまりの違いを実感させられました。
具体的に多忙解消を進めるためにも、もっと話し合いの回数を
増やしてほしいと要求し、検討する、と課長の回答でした。
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