2012年11月2日金曜日

旅費問題 車賃32円で交渉終結

今日、3回目の旅費交渉がありました。

人事課から最初に再提示があり、
車賃単価は、減価償却分は認められないが、
任意保険分で1円/km、消耗品分で2円/kmと考え
29円の提示を32円としてきました。

また、船員日額旅費は、平水区域で900円を1000円に、
近海区域で1200円を1500円に、
遠洋区域は2000円のまま、という提示でした。

その提示を受け、一旦交渉を中断し、
各単組ごとに話し合いをしました。













消耗品として整備費や安全リスク分などまだ少なすぎること、
通勤調整を廃止することなどが考慮されないと、
納得することができない、37円の維持が妥当、と
宮教組は追及していくことを決めました。

交渉再開後も、人事課は32円を変えようという姿勢を見せません。
「財政が厳しく、予算的に制限があるから32円なのか?」
と質問しても、「財政的ではなく、旅費の適正化という点から考えて
32円だから。」と譲りません。

通勤調整については、出張距離が60kmを超えると
旅費支給は0円になるというおかしさを解消すべき、という点で、
「年内中に速やかに改定する」と、前向きの回答を得ました。

車賃単価については話し合いが平行線になり、
「組合としては受け入れられない。」と交渉打ち切りになりました。
駐車場料金や高速道料金の運用について問題が出たときは、
誠実に解決に当たる、通勤調整についてきちんと研究し、
何らかの形で年度内に研究したことを我々に示す、ということを確認し、
3時間に渡った交渉は終了しました。

車賃単価をもう少し上げられなかったことは大変残念でした。
今後は、旅行雑費の運用面で現場に混乱が起きないよう、
確認・対応をしっかりさせていくことが課題です。





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