最終交渉が行われました。
宮教組から88名、高教組27名、県職組20名、
計135名の大交渉団になりました。
今回も、分会の皆さんからいただいた、
知事へのメッセージを最前列に貼り出して行いました。
知事から回答をもらう前に、現場からの訴えを聞いてもらいました。
女川中の殿村さん、荒浜中の森さんです。
それぞれ、被災地・被災校の現状を赤裸々に訴えていただきました。
そのあとに、知事から再提示がありました。
内容は、12月のボーナスと、各種手当へのはね返りに関して
削減の対象から撤回するというものでした。
これは、私たちの要求への一定の歩み寄りということで、
受け入れ、評価しました。
しかし、私たちの要求はあくまでも月例給の削減撤回です。
高橋委員長も、知事と三者共闘で、意見の一致している点は
10もあることを強く訴え、国言いなりにならないよう求めました。
しかし、知事は地方交付税法が通ってしまい、どうすることもできない
の一点張りで、考えを変えません。
そこで、撤回ができないのなら、せめて削減率を見直しすること、
行政職三級の削減率を4.77にすること、
常勤講師の削減をなくすこと、の三つを要求しました。
この間、事務職員への訴えのFAX速報を発行していた
渡辺事務職員部長からも、せめて若年層の削減率を
下げてほしいと強く訴えがありました。
しかし、どれも受け入れてはもらえませんでした。
会場からは、怒りと落胆の声が上がりました。
そのため、問題は国の政策で、その政策には
納得できないという意味をもたせるためにも、
「交渉決裂」という形をとりました。
でも、ボーナスと手当へのはね返りの削減を
撤回させたことは大きな前進です。
34億円を取り返したことになります。
今後、また同じような事態が起きた場合は、
しっかり反対の意思を表示し、撤回する努力をするよう
知事に強くもとめて、知事へのメッセージを渡して
5時15分から始まった交渉は11時半に終了しました。
参加してくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。
署名やメッセージを送ってくださった皆さん、
ありがとうございました。再提示の大きな力になりました。
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