6日、後期選抜検査が終了し、前期同様、同日中に
入試問題検討委員会の皆さんが宮教組に集結し、
問題内容について夜遅くまで検討してくださいました。
高教組の先生方も参加し、採点する側としての意見も聞きました。
その結果、全体としてどうか、各設問はどうか、
改善してほしいことなどを要望書にまとめました。
高校教育課に提出する前に、記者レクを行いました。
国語は、高教組の高橋書記長から報告しました。
平易な問題が多く、その中に若干の難易度の高い問題があり、
生徒の学力を正確に把握するには問題が多い、とのこと。
数学は、仙教組の佐藤委員長が報告。
各学年や各領域にバランスよく出題してほしいこと、
日頃の学習でしないような複雑な比の計算の問題があり、
課題がいくつかあったこと。
社会は、大木先生から報告。
記述式の問題が多く、しかも何を答えていいか分からない問題で
非常に問題が大きいと指摘しました。
また、経済に係る領域が半分で、バランスが悪いこと、
ここ数年、憲法に関する問題が出ていないのは、
何か意図的なものを感じ、問題だ、と述べました。
英語と理科については、村上副委員長が代読しました。
英語は、会話形式の読み取りは負担が大きいこと、
長文問題は、全部読まなくても受験テクニックで解ける問題で、
読んで面白い、読み手を引き込むような題材にすべきということ、
理科は、基本重視になっていて、問題数も適切で
改善の跡がみられる、ということでした。
レクの後、高校教育課に行き、同じように説明しました。
社会できつくダメだしされたけれども、理科でOKが出たことに
ほっとしていたようでした。
来年に向け、改善できることは改善したい、という回答でした。
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