2014年3月7日金曜日

公立高校入学者選抜学力検査問題の改善を求める要望書

6日、後期選抜検査が終了し、前期同様、同日中に
入試問題検討委員会の皆さんが宮教組に集結し、
問題内容について夜遅くまで検討してくださいました。
高教組の先生方も参加し、採点する側としての意見も聞きました。
その結果、全体としてどうか、各設問はどうか、
改善してほしいことなどを要望書にまとめました。

高校教育課に提出する前に、記者レクを行いました。
国語は、高教組の高橋書記長から報告しました。
平易な問題が多く、その中に若干の難易度の高い問題があり、
生徒の学力を正確に把握するには問題が多い、とのこと。














数学は、仙教組の佐藤委員長が報告。
各学年や各領域にバランスよく出題してほしいこと、
日頃の学習でしないような複雑な比の計算の問題があり、
課題がいくつかあったこと。














社会は、大木先生から報告。
記述式の問題が多く、しかも何を答えていいか分からない問題で
非常に問題が大きいと指摘しました。
また、経済に係る領域が半分で、バランスが悪いこと、
ここ数年、憲法に関する問題が出ていないのは、
何か意図的なものを感じ、問題だ、と述べました。














英語と理科については、村上副委員長が代読しました。
英語は、会話形式の読み取りは負担が大きいこと、
長文問題は、全部読まなくても受験テクニックで解ける問題で、
読んで面白い、読み手を引き込むような題材にすべきということ、
理科は、基本重視になっていて、問題数も適切で
改善の跡がみられる、ということでした。














レクの後、高校教育課に行き、同じように説明しました。
社会できつくダメだしされたけれども、理科でOKが出たことに
ほっとしていたようでした。
来年に向け、改善できることは改善したい、という回答でした。


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