2015年10月31日土曜日

みやぎ教育のつどい テーマ別分科会

開会全体会の後、テーマ別分科会が行われました。

子どもの進路、読書の喜び、平和な未来、
不登校・いじめ・ひきこもり、地域と学校、
障害児・障害者問題、貧困・格差、臨時教職員、
幼年教育と保育、非行

全部で10の分科会です。それぞれの分科会で、討論の柱の元、
活発な意見交換と学びが行われました。




2015みやぎ教育のつどい 開会全体会

今日明日の2日間、フォレスト仙台で
みやぎ教育のつどいが行われています。

開会全体会で、実行委員会代表のお一人である石井弁護士が、
「参加した人が来年も参加したいと思えるつどいにするために、
多くの人が討論に参加し意見の交流ができることを期待したい。」
とあいさつしました。













続いて、事務局長である宮教組執行委員の白鳥さんから
分科会の討論の柱7つについて提起がありました。














その提起を受け、3つの団体から発言がありました。
まず、宮教組から中学校教員の大木さん。
歴史教科書採択や道徳の教科化に関する問題、
高校入試制度の問題について意見を述べました。











2人目は、リレーションシップの星野さん。
仙台市のいじめ事件に関しての意見で、つどいとしても
声明をまとめて出してほしいと訴えました。












3人目は、新婦人の松田さん。
中学生のお子さんの母親としての立場から、高校入試に関すること、
小学生のお子さんが学校統合で我慢学級になっていることから
35人学級の実施のために取り組んでいることを述べました。










2015年10月22日木曜日

人事課長交渉・人事交渉

本日22日、2つの交渉が行われました。

まずは、三者共闘会議による、人事課長交渉です。
県の人事委員会勧告を受けての、宮教組・高教組・県職組と
県の人事課との、確定交渉です。















今年、民間との格差(0.31%)解消のため、
今年の4月に遡って改訂すること、
期末・勤勉手当を0.20月文引き上げること、等で、
県からは満額回答をもらい妥結しました。
今日の交渉では、勤勉手当ではなく、期末手当の引き上げを求めましたが、
それは、「人事委員会の勧告通りに」ということで受け入れられませんでした。
他に、人事管理や公務運営の点で、いくつか要望事項を申し入れました。
また、旅費制度の改正に当たって、現場の混乱やさらなる多忙にならないよう、
今後も事務折衝をしながらすすめていくよう、確認しました。
















2つ目の交渉は、宮教組と県教委との、人事異動に関する交渉です。
異動は、さらに丁寧な説明で、本人の納得と合意を得ることを確認しました。














また、最近問題になった緊急支援員の急な任用打ち切りの件、
被災校の人事異動について、講師不足の問題と講師の採用試験、
再任用の短時間任用の件、管理職のパワハラや任用の方法など、
重点を絞って話し合いをしました。
なかなか明確な前進はありませんでしたが、現場教員の声も聞いてもらい、
改善できること、やれることから取り組んでもらえるよう訴えました。
今後も、教育長交渉や専門部交渉で、さらに改善を求めて
県教委に訴えていきます。















現場から参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

2015年10月14日水曜日

ゆきとどいた教育を求める請願署名

教育予算を増やして35人以下学級を実現し、
子どもたちにゆきとどいた教育ができるように
教育条件整備を国と県に求める署名。
すでに各分会に署名用紙を届け、続々と本部に届けられています。
また、各地の生協前でも署名行動が行われています。

今日は、「ゆきとどいた教育を進める宮城連絡会」として
1番町のフォーラス前で署名行動を行いました。











宮城県が東北の中で1番35人以下学級が遅れていること、
山形では小1~中3全学年で33人以下学級、
福島では全学年35人以下学級になっていることを話すと、
たいていの方がびっくりします。
そして、宮城はどうなっているの?と聞かれるので、
小1・2と中3の3学年のみです、と教えてあげます。
また、宮城では不登校やいじめ問題も多いのに、
県議会が10月5日に35人以下学級を求める請願を
自民党公明党全員が反対して否決したことを伝えると
もっとびっくりします。
皆さん反応がよく、快く署名してくださいました。
いかんせん、署名行動参加者が少なかったので、筆数はあまり伸びませんでした。
次回は、10月14日(水)です。ぜひ多数の参加をお願いします。

それにしても、私たちの望んでいる教育を実現するために、
県議選でしっかり選んで投票しなければいけません。
宮教組HPには、立候補者へのアンケートの結果をUPしています。
ぜひそちらもご覧ください。

2015年10月3日土曜日

第31回日教組北海道・東北ブロック養護教員部学習会

10月3日4日の日程で、仙台市茂庭荘にて、
養教部学習会が行われています。

開会式では、山田養教部長と村上委員長から
歓迎のあいさつがありました。
震災後の宮城の学校や子どもの現状の報告もありました。

基調報告では、日教組養教部長の原さんから、
改正される健康診断について
文科省からのマニュアルを使っての説明がありました。
いろいろ問題があるようなので、文科省にしっかり
対応を求めていくとのことです。

全体講演では、「性的マイノリティを考えるーLGBTって何?ー」
と題して、性と人間ネットワークESTOの真木柾鷹さんに
お話をしていただきました。
性的マイノリティは、20人に1人はいると言われていること、
アメリカやイギリスでは性別の欄がたくさんあること、
など驚くことがいっぱいありました。
マイナンバー制で性別を表示することで、
就職などに影響が出ることもあるので、なんとか
ナンバーと身分証だけでなんとかできないか思考中
ということでした。