2012年10月31日水曜日

「みやぎ教育のつどい」に参加しよう!~その2

4日の分科会を2つ紹介します。

体育分科会





































特別分科会「若い教師のしゃべり場」







































他にも独自チラシを作った分科会がありましたら
下記のアドレスまでメール添付で送ってください。
josen@mtu.or.jp






 
















 

「みやぎ教育のつどい」に参加しよう!~その1

いよいよ、11月3日・4日の「みやぎ教育のつどい」が
迫ってきました。ぜひたくさんの市民・学生・教員の皆さんに
参加していただきたいです。

いろいろな分科会がありますが、独自にチラシを
作っている分科会のものを紹介します。

まず、3日の分科会から。

第6分科会「生きづらさをかかえた子どもたち」





































第7分科会「どうする私たちの町の教育」





第12分科会「幼年教育と保育そして学校教育」







































 

2012年10月30日火曜日

人事課と2回目の旅費交渉

今日は17時から、人事課と2回目の旅費交渉がありました。
三者共闘で25名ほどが参加、そのうち宮教組は13名で、
現場から事務職員の方4名を含め、7名の参加でした。


最初に、移転料・船員日額旅費について。
移転料は「検討させていただく」とあっさり受け入れ。
船員日額旅費については、「全国平均を参考にする。
根拠がないと受け入れられない。」とのことで、継続交渉に。

そして、今回の中心要求項目である「旅行雑費の運用」
「車賃引き下げ」「通勤調整」の件について。
有料道路使用料や駐車場料金については
県教委との交渉で、「校長が出張を認めたのなら全額出す」
と約束したことを受け、「諸経費についてや運用疑義発生時は
個別に相談しながら詰めていく」との回答を得ました。。

車賃については、なかなか受け入れる姿勢を見せませんでした。
減価償却分を単価に入れるのが筋ではないか、と
委員長が厳しく迫りましたが、
「自家用車を使っていることに感謝しているが、
現実的に計上するのは厳しい」の一点張り。
教育委員会との交渉の時も、
「車賃を下げた分を駐車料金や高速使用料に充てる」
と言っていたので、もともと予算をさらに計上する気がないのでしょう。

現場からも事務職員部長さんたちが、通勤調整や運用の仕方などについて
鋭い切込みで意見を述べてくださいましたが、
結局「研究課題です」の返答のみで、これも継続交渉になりました。

次回、11月2日が、いよいよ大詰めの交渉になります。
同じく17時から県庁1階の「みやぎ広報室」で行います。
次回は、時間制限なしで交渉が行われることと思います。
正念場です!ぜひ現場から多数の参加をお願いします!




2012年10月29日月曜日

加入お祝いのケーキ届け

中央支部の多賀城市内の小学校で組合加入者があり、
塩竈ブロックの自治体キャラバンが終わった後、
加入お祝いのケーキを届けに行きました。

職員会議の後に分会集会をするというので、
5時少し前に学校に行ってみましたが、
やはり5時になっても職員会議が終了しません。
20分頃でしょうか、やっと職員室に先生方が戻ってきました。
どこの学校でも、4時45分に帰るなんて、
ほとんどできていませんね・・・。

8名の方に参加していただいて分会集会スタート。
さっそくケーキをいただきました。
定年延長や退職金のこと、現給保障のことが
話題になりました。
多賀城市は支援員をたくさん配置していますが、
やはり正規教職員こそ増やすべき、という意見も。
職場内の問題などについても話題が広がりました。

この学校では時々、職員会議の後に
分会集会を開いているそうですが、
そういう学校も今では珍しくなりました。
ぜひほかの学校でも復活してほしいことですね。
そして、お祝いのケーキをどんどんと届けたいので、
組合の皆さん、まだ組合の話をしていない同僚に
1度声をかけてみてくださいね!

2012年10月27日土曜日

今日の宮教組

土曜日も、宮教組は活動的です。

9時からは、宮教組書記局で五部長会議。
来年1月に開催する専門部GO!DO!教研に向けての話し合いで、
女性部・青年部・養教部・事務職員部・栄養職員部の部長が集合。
どんな分科会を設定するかなどについて検討しました。

10時からは、中央支部書記局で宮臨連の定例会。
来週の「みやぎ教育のつどい」の分科会に出す
レポートの検討会をしていました。

10時半からは、仙台支部書記局で女性部常任委員会。
GO!DO!教研のこと、女性県議との懇談会のこと、女性部交渉のことを
話し合っていました。

12時からは、仙台支部の芋煮会。
天気が良くて、きっとおいしく楽しく交流できたことでしょう。

そして、委員長と書記長は大阪へ。
明日の教育祭に参加するためです。
今年、東日本大震災の犠牲者の特別合葬に
30人ほどが申請をしたのです。
これから数年に渡って、申請することになると思います。

2012年10月26日金曜日

自治体キャラバン

水曜日から、恒例の自治体キャラバンがスタートしました。
今日は、気仙沼コースと黒川コースが行われ、
色麻町~大衡村~大和町~大郷町~富谷町の
黒川コースに参加しました。

首長さんが対応してくれたところは残念ながらありませんでした。
副町長さんはいい方で、総務課長さんか次長さんがほとんど。
課長さんクラスだと、「町長に伝えておきます。」でおしまい。
きちんと伝わることを願うばかりです。



今日のキャラバンには、県労連、高教組、国公労、宮城一般の
皆さんと一緒に参加しました。
賃金引き下げ・退職手当削減・56歳以上の昇級停止をしないこと、
TPPや原発再稼働などを国が進めないように申し入れをしてほしい、
高校生の就職・修学の援助をしてほしい、
国の出先機関の廃止を止めてほしい、
非正規職員やパート職員の雇用条件を改善してほしいなど、
それぞれの立場から要請をしました。

宮教組は、子ども笑顔キャラバンと同じ、
労働安全衛生体制を整備すること、
ハラスメント防止要項を策定すること、
子どもと向き合う時間の確保をすること、
学力テストの実施をやめてほしい、
などの要請を伝えてきました。

「要求の一致することは、町でも努力していきます。」
と答えていただいた方がいます。
「町の皆さんの幸せを実現するのが町の仕事です。」
と答えた方も。うれしい言葉でした。
キャラバンの意義は大きいですね。

キャラバンはまだ半分。
来週も続きます。

2012年10月25日木曜日

安保について学びましょう!

11月23日~25日、東京で日本平和大会が開催されます。
参加する人や平和委員会・原水協関係のみなさんで、
大会参加準備として「日米安保条約」についての学習会を行いました。

2010年に日本平和委員会が作成した
「どうする安保」というDVDを観たあと、
平和大会パンフレットについて実行委員長の佐藤先生から
解説をしていただきました。

米軍基地周辺の住民の皆さんの騒音被害は、相当なものです。
沖縄の皆さんの怒りも、当然のこと!
安保の不条理さに、ますます「許せない!」という想いが
大きくなりました。

日米安保条約は、軍事同盟であるだけではありません。
医療、金融、経済、保険、公共事業、会社法、郵政などなど、
あらゆる面でアメリカのやり方を日本に押しつけ、
アメリカに優位な状況になるよう、日本を操っているのです。
原発の推進や、TPPもしかり。日米安保のせいで、
政府は強気で言えない事態になっています。

「米軍は日本を守ってくれるから、いいんじゃない?」と思う人、
日本にいるアメリカ軍は前線戦闘部隊で、守備部隊ではありません。
現に、沖縄からイラクやアフガニスタンなどに出兵した
アメリカ軍が多数いますし、出兵した後、基地はがら空きだったそうです。
日本を守る気があるとは思えません。

もっともっと、みんなで安保について学習する必要があると思います。
特に、若い人たちに知ってほしいですね。

2012年10月24日水曜日

教職員課と旅費交渉

先日行われた人事課との旅費交渉で、
県職組と、宮教組・高教組とでは事情が違っているので、
高速料金や駐車場の支給運用に関して
教育委員会との確認が必要だという流れになり、
今日、急きょ教職員課との交渉が入りました。

というのも、12年前に旅費交渉が行われた時、
高速料金・駐車場を支給する、と約束したにもかかわらず、
県職には支給されましたが、教職員には
支給されないまま今日に至ったからです。
人事課との交渉内容が県教委に伝わらなかったという
ことに対して、かなりの不信感があるからなのです。
今回は同じことが繰り返されないように、
教職員課との交渉なくしては、今後の
人事課との交渉に応じない、という決意での
今日の交渉でした。

課長は出席してもらえませんでしたが、
課長補佐と給与班の方々が対応しました。
こちらは、宮教組・高教組、計7名です。

高速料金・駐車場代については、
「校長の命令・許可があれば、高速1区間でも支給する。」
「突発的な理由で利用することになった場合も、
校長が必要と判断すれば支給する。」
など、こちらの申し入れをほぼ受け止めてもらうことができました。
予算的な面では、義務教育課・高校教育課が予算を立て
財政課に送ることになるので、教職員課の範疇ではないとのこと。
申し送りはする、との答弁でした。
旅行命令伺書の形式や、領収書代わりの「支払証明」などの代用は
各学校の担当者が決めていくこと、という話なので、
現場へも情報をしっかり伝えていくことが大事だと感じました。

教職員課が前向き対応してくれたので、
次は人事課との再度の交渉に進みます。
2回目は、10月30日の17時から、3回目は11月2日に
なりそうです。

2012年10月23日火曜日

県教委と人事交渉

今日は県庁で、人事交渉がありました。
現場では、すでに異動調書についての説明があったので、
本来はもっと早く設定してほしかったのですが、
県の返答が遅く、こんな時期になってしまいました。

冒頭で委員長は、「昨年の震災後の人事強行について、
組合は今でも許せないという思いがある。
県は人事の強行がどうだったかの検証をすべき。」
ということも含めてあいさつしました。

今回の重点は、「異動は本人の合意と納得を前提とすること」
「被災地への初任者の配置はしない、特に一人職種」
「統合に係る異動では、希望を最大限尊重すること」
「パワハラ問題では、実効性のある防止要綱にする指導を」
「定数内講師を減らし臨時教職員を正式採用すること」
「問題のある管理職の任用をやめること」
などでした。

管理監は、「異動については個人の諸事情は十分勘案する。
しかし、100%対応することは約束できない。」と
毎回の決まりきった回答でした。

学校統合に関しては、来年度15校も予定されている
石巻支部の渡辺支部長が、
「人事強行後、3.11当日のことを知らない教職員が
増えた状態で心のケアも十分できないし、
統合に向けて地域も学校もない状態で、
新しく赴任した先生は大変な苦労を強いられるだろう。」
と訴えました。


また、「異動調書を書く上で、統合の場合は、
一旦全員が『異動希望』、と書くように言われている。
残留の意向を書く欄がない。」と指摘しました。
「個人の希望や事情を書く欄を活用してほしい。」
との返答でしたが、それが現場には伝わらないので、
文書などで現場まで通知してほしいと要求しました。
県は、事務所を通して知らせることを約束しました。

来年統合が決まっている現場の皆さん。
残留したい場合は、個人の希望の欄に、はっきり「残留したい」
と意向を書きましょう! もちろん、被災地の学校だけでなく、
栗原支部などの統合予定の学校でも同様です。
もし、校長からそういう許可が出ない場合は、
すぐ組合にご連絡ください!




2012年10月22日月曜日

女川原発再稼働反対! 署名活動

今日は、お昼にいつものフォーラス前で
「女川原発の再稼働を止め自然エネルギーへの転換を求める請願」
の署名活動がありました。これも毎月1回、行っています。
12月の第3次提出に向けて、今日は24名が集まりました。

今日は天気が良かったからか、大変手応えが良かったです。
若い人たちもたくさん、署名してくれました。


福島から来た方も、たくさん署名をしてくださいました。
福島の現状は、まだまだ大変なようです。
避難区域ぎりぎりに住んでいる地区は除線や支援が少なく、
かたや賠償金で裕福な生活をしている人もいるそう。
以前、飯舘村の議員さんから、「被災者の分断が進んでいることが問題」
という話を聞きましたが、まさにそんな状態です。

また、「なぜ簡単に原発が再稼働されてしまうのか。
政府の良識のなさにあきれてしまう!」と
怒りもあらわに署名をしてくださった若い女の方も数名いました。
そんな皆さんの声を、この署名で届けていきたいです。

今回はなんと、270筆以上も集まりました。
次回も頑張ります。

2012年10月21日日曜日

全国女性教職員学習交流会実行委員会がスタート!

来年の10月に行われる、
「全国女性教職員学習交流集会in宮城」に向けて
第1回目の実行委員会が行われ、
宮教組、高教組、退職教職員など17名が参加しました。

高教組が中心になり、事務局を担当します。
今回は、大まかな内容の確認と検討を行いました。
決定している開催日時は、2013年10月12・13日です。
場所は、ニュー水戸屋。
記念講演や基礎講座の講師候補や、オープニングの内容、
オプショナルツアーの候補地などを検討しました。

宮教組が担当するのは、主に
オープニングと文化行事です。
今後さらに実行委員を増やしながら、
来年10月に向けて準備を進めていきます。

次回実行委員会は12月22日(土)です。

2012年10月20日土曜日

みやぎ教育のつどい プレ企画

今日は、午前中に、「みやぎ教育のつどい」の
実行委員会が行われました。
いよいよ、2週間後に迫ってきました。
分科会ごとに、最終打ち合わせを行いました。
たくさんの教員・市民の方々に参加してほしいです!

そして午後は、プレ企画、
「大阪の教育条例と大津の『いじめ』事件からみえてくるもの」
が、行われました。50名ほどが参加しました。

まず、宮教大名誉教授の中森孜郎さんが基調講演を行い、
大阪教育条例の実態とその問題点について報告しました。
どれだけ公務員・教員を抑え込みたいのでしょうね。
本当に信じられないような内容です。
教育基本法と絡めながらのお話でしたが、
改めて、47年教育基本法の素晴らしさを感じます。

続いて、小学校・中学校・相談センターから
現場での事例報告がありました。










深刻な問題もあり、会場から驚きの声やため息がたくさん聞かれました。
会場参加者からも発言がありました。
「いじめの起こる原因にさっぱり目が向けられていないことが問題。」
「教師の多忙化やテスト競争で現場は追い詰められている。
教育条件を改善しなければ問題はなくならないし、それは行政の仕事だ。」
という意見に、全くその通りだと思いました。

終わりのあいさつでは、石井代表が
「教育実践でいじめをなくしていくこともできるはず。
47教育基本法の、”教育の力に待つべきもの”の
重みには今でも胸が熱くなる。」
と話されました。
11月3・4日のつどい本番で、
いろいろな分科会で教育の様々な問題点の打開策について
熱い討論が行われること、
そしてその問題点を克服する県内のすばらしい実践が
多数報告されることを期待するばかりです。



2012年10月19日金曜日

亘理地区総会

中央支部亘理地区で総会が行われました。
おいしいお寿司をいただきながら、
地教委交渉のための情報交換を行いました。

亘理地区は、津波の被害が大きかった所です。
参加者も、校舎の間借をしているか、間借先の学校の方々です。
それぞれに、いろいろな苦労をしながらも、
子どもたちのために必死に学校を支えてきた人たちです。

総会も、そういう状況の中、なかなか開けませんでしたが、
「要求していくことは大事。細々とでも続けていこう!」と
地区議長さんがあいさつされたことに、感銘を受けました。

各学校の問題点などを出し合って、要求項目を決めました。
事務局長がそれをまとめ、11月下旬の交渉をめざします。

頑張ろう、亘理!

2012年10月18日木曜日

賃金権利専門委員会&秋闘学習会

今日の夕方、2つの会議が行われました。

まず5時からは、「第1回賃金権利専門委員会」。
各支部選出の委員と事務職員部三役が出席。
16日に行われた、人事課との旅費交渉の結果を報告し、
今後の交渉の対策を練りました。
事務職員の方々からいろいろな意見が出ました。
旅費のことについては専門家ですから、
交渉で確認すべきポイントを的確に示していただきました。



6時過ぎからは、「宮教組秋闘学習会」。
先ほどのメンバーに加え、中央委員、各支部執行委員、
地区議長・事務局長の方々が出席。

「労働基本権」「定年延長」「退職手当削減問題」「人勧・現給保障」
「旅費問題」「労安法」「ハラスメント防止」などについて
まず書記長が情勢報告をし、その後討論をしました。

特に話題になったのは、「定年延長」と「現給保障」。
定年延長か、再任用の義務化か。「先生方の意向を
アンケートでつかんでから運動の方向を決める必要が
あるのではないか」という提案も出されました。
「現給保障」では、「取り入れられたときの理由はどうなったのか、
詰めるべき」「宮城県独自の給与カット分を返してから
行うなら分かる」「誰が勤務時間を7時間45分にしたのか?」
などなど、たくさんの怒りの意見が出されました。

時間が限られた中でしたが、現場の先生方の意見から、
今後の運動のヒントをたくさんいただきました。
参加された方々、本当にありがとうございました!
問題は山積みですが、宮城の先生方のために
頑張って取り組みます。

2012年10月17日水曜日

春闘共闘会議 年次総会

専従になって良かったと思うことの1つは、
教員以外の人たちとの出会いがたくさんあること。
今日もその意義を大きく感じた行事がありました。

夜、春闘共闘会議の総会がありました。
総会に先立って、弁護士の佐藤由紀子さんが
「橋本問題について」と題して講演を行いました。
聞けば聞くほど、橋本市長に対しての怒りが大きくなります。
異常な政策に気づかず追随する人々は、
いつになったら目が覚めるのでしょう?
「報道も真実をほとんど知らせてくれないので、
危機感が大変大きい。」と佐藤弁護士。
「春闘共闘会議で頑張って食い止めてほしい。」と
エール(檄?)を送られました。

公演後、総会がスタート。

昨年度の総括、今年度の方針を聞いて、
各分野の労組がどのように活動し、
どのようにそれぞれが関わってきたかが見えてきました。
宮教組の活動も皆さんに支えてもらっていたのですね。
方針の中にはちゃんと、「ゆきとどいた教育をもとめる請願」
署名の取り組みや、11月3・4日の「みやぎ教育のつどい」
への参加も入っていました。

討論では、風邪をこじらせた委員長に代わって、
副委員長が、教員のおかれた激務の実態、
キャラバンや初任者交流会の様子について報告しました。

これからも各労組と協同しながら、
宮城のみなさんのために頑張っていきたいです。


2012年10月16日火曜日

2つの記者会見 そして、旅費交渉

今日の午後は、まず2つの記者会見がありました。

1つめは、「東日本大震災 教職員が語る 子ども・いのち・未来」
(明石書店)の単行本発売のお知らせです。

委員長・書記長・斉田執行委員が担当しました。
犠牲になってしまった子どもたちや教員のためにも
2度と同じ悲劇を繰り返さないように、
今後の防災にしっかり役立ててほしい!
震災直後、自分の家族の安否も確かめられないまま、
必死に子どもたちや学校、避難所を守り続けた
教職員の姿を全国の皆さんに知らせてほしい!
そんな願いで広くこの本を紹介してほしいと
記者の皆さんに訴えました。

2つ目は、11月3・4日のみやぎ教育のつどいのお知らせです。
宮教組メンバーに高教組の方々が加わり、
ご覧のメンバーに。
今後、どのように復旧していくかは子どもたちにかかっている。
そして、その子どもたちの成長には教育が何より大事。
教員だけでなく、学生・市民の皆さんと論議を深める
大事な機会にしたい、と説明しました。
10月20日のプレ企画についても紹介しました。



16時からは、県庁で旅費改定について、人事課と
三者共闘会議(宮教組・高教組・県職組)の交渉が行われました。
県は、旅費について車賃を37円から29円に引き下げ、
日当は県内は廃止、県外も半額という提示をしてきました。
前回の交渉で約束をしておきながら反故にしていた
有料道路使用料や駐車場代は支給すると提示されましたが、
どのような手続きで支払うのか運用に疑念があります。
他にも、移転料や在勤地内旅費の件など、問題は山積みです。

まず、宮教組委員長から人事課長に、
要求書を提出しました。

会場には、現場からも駆けつけてくださった組合員も含め、
25名ほどが結集しました。

教職員が自家用車で、かなり手出しをしながら
出張したり部活動を担当したりしている現状を訴えても、人事課長は、
「きっとご理解をいただけるものと思います。」
の一点張りで、まともに討論する姿勢をもちません。
やはり、教職員の立場を分かってもらうには、
県教委を相手に交渉しないと意味がない、と申し入れましたが、
「検討する。」の返答。
有料道路使用料の支払いについて、
「出張の任命権者の校長が求めているなら、
すべて出します!」
と発言させたのが、唯一の前進でした。

要求項目自体については進んでいないので、引き続きの交渉をしていきます。




2012年10月13日土曜日

宮教組初の取り組み 初任者交流 大成功!

今日、フォレスト仙台で、宮教組初の取り組みである
初任者交流会が行われました。
青年部が実行委員会となって、
受付や司会、準備などで頑張ってくれました!

最初はなかなか参加者が集まらず、
どうなることかと心配されましたが、
直前に多数の参加申し込みがあり、
総勢80名を超える参加者になりました。
会場があまり広くないので、
大丈夫かなと心配したほどでした。

そして本番。3時間近くかかった、盛り上がった会になりました。
初任者の自己紹介あり、先輩教員の出し物あり、
初任者の先生たちに楽しんでもらえたようです。

来週から教室で使える実践報告のお土産も多数集まり、
みなさん、お土産袋にたくさん詰めていたようです。

初めての試みでしたが、初任の先生方にも喜んでいただき、
大変有意義な会となりました
みなさん、満足そうな表情で帰って行かれたのが
本当にうれしいことです。

来年度も行いますので、今年参加できなかった初任の先生方、
ぜひ来年は参加してくださいね!

2012年10月11日木曜日

仙台支部 算数講座

今日の夜、フォレスト仙台2階の会議室で、
仙台支部が開催している、算数連続講座の4回目、
教材作り講座が行われていました。

作っていたのは、かけ算用のタイル版です。

「1当たりの数」や「いくつ分」がしっかり確かめられる
とても便利な教材です。
講師は、阿部誠喜先生。
これまでも、何度もいろいろな学習会で教材作りを
指導してくださり、大好評です。

参加したみなさんは、黙々と集中して作成していました。
きっと、これをどんな風に授業で使おうかな?
と考えながら、作っていたのでは?

仙台支部では、今後は作文の連続講座を予定しています。
詳しくは、宮教組HPの「資料」のページか、
宮教組新聞10月号を見てください!

2012年10月8日月曜日

「東日本大震災 教職員が語る子ども・いのち・未来」ついに発売!

大きな反響を呼んだ「教職員がつづる東日本大震災」の1集2集が
1冊の本になって明石書店から発売されます。

書店での発売は10月15日から。
それに先だって、宮教組書記局に、本部寄贈分と発売分が届きました。

市販価格2,310円のところ、組合員と学習会参加者への
特別価格は2,000円です

この連休中、秋田・宮城・東京で、
宮教組執行委員が参加する学習会・交流会が行われたので、
さっそくそれぞれの会場で販売しました。

宮城は、蔵王町で行われた災対連ほか実行委員会主催の
全国交流会で販売しました。39冊、買っていただきました。

みなさんもぜひ、ご購入ください。
宮城の教職員が、あの日どのように行動したか、
その後の避難所運営や学校再建をどうしたか、
多くの教職員の手記が満載です。

2012年10月4日木曜日

今日は執行委員会と発送作業

木曜日は、週に1回の定例執行委員会です。
8人の執行委員が勢ぞろい。
1週間の活動内容について協議検討します。

今日の執行委員会で1番時間をかけたのは、
旅費改定の問題です。
車賃がkmあたり37円が29円に引き下げられ、
県内出張の日当が廃止、県外も半額にされようとしているのです。

10月10日に人事課との予備交渉、
10月16日に本交渉の予定です。

それに先立ち、宮教組としてどのように対応するか、
これまでの旅費改定の流れなどを学習し、
交渉の準備をしました。

自家用車を公用車代わりに使用することの多い教員にとって、
旅費が下げられることは不本意なことであり、
ガソリンが値上げしているこの時期に
車賃が下げられることはとても納得のいくものではありません。
県内の全教職員のためにも、できる限りくい止めたいものです。


執行委員会の後は、各分会に届ける
いろいろな資料の発送準備。

なにしろ、県内全部の分会に送るのですから、
みんなで作業をしても1時間以上かかります。
今回は、「みやぎ教育のつどい」2号チラシや
女性部だより、センターつうしん、
今度発売される「東日本大震災 教職員が語る
子ども・いのち・未来」のちらしなどが入っています。

分会の皆さん、発送物が届いたら、
ぜひ中を見てくださいね!
本部では大変頑張って発送しているものですから。



2012年10月3日水曜日

ゆきとどいた教育を求める署名 フォーラス前活動

今日は、お昼に1時間ほど、フォーラス前で、
「東日本大震災の被災地のすべての子どもたちに
ゆきとどいた教育を求める請願」署名の活動を行いました。



雨が降っていたので、あまり集まらないかな
と心配していたのですが、
最終的に130筆以上集まりました。
関心の高い人がまだまだいることがうれしいですね。

話をしていて、日本の教育予算が少ないことを
知らない人が、意外に多いと感じます。
ヨーロッパなどでは、20人学級が当たり前、
保護者の教育費負担も少ない、
給付型の奨学金制度をとっているところも多い、
などの話をすると、びっくりする人がいます。
「日本は先進国の中で最低レベルの予算。
せめて普通レベルにしてほしいという署名です。
被災地の子どもたちも、大学まで安心して学べるように。」
と、訴えかけて頑張っています。

今、各分会から、そして組合員のいない学校からも
教頭先生やPTAの方々が集めてくださった署名用紙が
続々と宮教組に届けられています。
目標の5万筆(宮教組2万筆)を目指して、
頑張っていきましょう!




2012年10月1日月曜日

子ども笑顔キャラバン スタート!

今日から、宮教組初の取り組みである
「子ども笑顔地教委キャラバン」が始まりました。
県内の全自治体を回り、事前に提出していた要求書について
教育長さんに説明をしていきます。

要求書の内容は、以下の通りです。
1、各学校に労働安全衛生体制を整備してほしい
2、ハラスメント防止体制を整備してほしい
3、子どもと向き合う時間確保のために、
 ① 余剰時数の適正化による多忙解消
 ② 教頭・教務・主幹・教務主任による専科授業分担
 ③ 中学校部活動休日の設定・活動時間の規制
 ④ 指導主事訪問の指導案などの簡素化
4、少人数学級実現
5、学力テストの中止
6、被災校の早期復旧および各地区の要求実現

今日は、仙南支部の七ヶ宿町・白石市・角田市・丸森町に、
高橋委員長と高木副委員長が、
中央支部の松島町・塩竈市・利府町に
瀬成田書記長と清水中央支部支部長、川名執行委員が
訪問しました。

高橋委員長がたくさんの思いを込めて90ページに及ぶ
補助資料を用意し、それをもとに特に1~3の項目について
説明と申し入れをしました。

今月12日までの間に、仙台市を除く全地教委を訪問します。