2015年1月24日土曜日

第309回中央委員会

本日、フォレストで第309回中央委員会が行われました。

冒頭の委員長あいさつでは、情勢報告も兼ねながら、
「一連の安倍教育再生阻止のために対応していかなければならない。
賃金交渉の結果から、 国にいじめられている現状を広める必要がある。
国の政策に反論しているのは組合だけということを示そう。
20年後の宮教組の体制を維持するために、組合の役割を伝え、拡大進めていこう。」
と話しました。













討論では、以下のような発言が出ました。
「子ども笑顔地教委キャラバンなどの成果は確実に出ている。
確信を持って宮教組運動を進めて行こう」
「学級づくりの学習会に、未組7名をふくむ28名が参加した。
GO!DO!教研にもつながりを生かして結集したい。」
「総合的な給与制度の見直しは、若い人ほど生涯賃金で
かなりの削減になることを、グラフなどで視覚的に示しては?」
「部活動で大きな改善が出てきている。手当の改善はもっと必要。
土日に休めない、生徒指導で大変なところなど、苦労は多い。」
「執行委員会に3名若い人が入り、学習会やフットサル大会に
未組も入れて多数参加している。青年の要求を取り入れていこう。」
「検診器具の校内煮沸消毒がまだ8割の学校で行われている。
今度業者に来てもらって研修をする。リフレッシュも行う。」
「歴史授業問題、内容的には問題がないのに、今も監視中。
別件も出て、自主規制をする動向が広がるのが懸念。」
「中学校の社会科の教科書選定が今年は問題になる。
初任研から組合に入らないと大変な状況が起きている。」
「特別支援学級の支援員の継続を求めて署名に取り組み、
来年度も継続になった。つながりを生かして1名加入した。」
「適正規模を言うのなら、大規模校の解消も切実。
加入した若い先生が、組合のおかげで元気になり、周りも元気になる。」
「学年2学級以下の学校の統廃合が計画されている。
初任研の後補充に再任用者をうまく活用する要求を出していくべき。」
「毎年100人の組合員を3年間増やして足場を作ろう。
支部委員会を拡大対策会議に位置付け、参加者を組織している。
宮城の教職員にとって宮教組は大事な存在であることをアピールする。」
「冬の学習会、参加者130名で減っている。同志会全国大会に
若い人が参加した。今年の歴教協・数教協にも参加を。」
「宮臨連合格者に聞く会に講師の先生の参加を。
名取地区は、2回の交渉と市議との懇談を定例化。支援員の待遇が改善。」

第7号議案、第28次組織機構整備委員会への諮問に関する件で、
1項目挿入することになりましたが、
補正予算暫定予算の提案も含め、提案事項は全て承認され、
中央委員会は無事終了しました。











2015年1月21日水曜日

メリハリある給与体系に係る交渉

昨日、8月11日以来となる、「給料の調整数・手当に関する交渉」
いわゆる「メリハリある給与体系」の第3回目の交渉が行われました。

特別支援学級・学校の教職員の調整額を引き下げ、
それを部活動指導業務手当に当てるという、大変おかしな提示です。
2つは分けて考えるべきもので、調整額はボーナスや退職金などにも
影響してしまいます。

まず、教職員課長から、「実施を延期していたが、
全国の状況を見て実施は避けられず、今年の4月から実施」
と再提示されました。













調整額を下げずに部活手当をUPすることは財源的に難しい、
という課長回答に対し、昨日の総務部長交渉でのやり取りの中で、
教育庁と協議し、要求には真摯に応える、という部長回答をあげ
思い切って切り離しを決断してほしい、と追求しました。

しかし、「総務部長に確認しても、切り離しは難しいという回答だった、
全国が実施しているのに宮城だけしないわけにいかない」の一点張りでした。
そこで、もう1度総務部長に確認してきてほしいと強く要求し、
交渉は一旦中断し、課長は総務部長のもとに向かいました。

結局、部活動手当のことを言ったわけではない、という総務部長の答弁で、
切り離しての実施はできないという結果になってしまいました。
でも、その代わりの士気高揚策として、
・支援学校の狭隘化などの改善
・支援学校の講師比率を下げる
・特別支援学級の教育課程提出期限を延ばす
などの実現に向けてしっかり取り組むことを強く要求し、
交渉は終結しました。


2015年1月19日月曜日

給与制度の総合的な見直しにかかる総務部長交渉 2回目確定交渉

本日、三者共闘による総務部長交渉の2回目になる
「給与制度の総合的な見直し」に係る交渉が行われました。

まず、前回交渉で再検討を求めた項目について回答を求めました。
実施の先送り、それがダメなら現給保障の延期、
退職手当調整額のさらなる引き上げ、
せめて職員の士気高揚策の提案を期待しましたが、
全くのゼロ回答でした。














他県の状況なども出して改善を追求しましたが、
相変わらず、「国準拠」「民間との均衡」などを繰り返すばかり。
通勤手当を前倒してUPしたことを理由に、
それ以上の改善は一切考えていない、という態度でした。















一旦中断し、どうしても改善が受け入れられない時は、
具体の士気高揚策をあげて取り組みを約束させることになりました。
宮教組・高教組については、休暇制度の改善・部活手当の改善・
接続型再任用の短時間希望者の任用・講師の給与頭打ち改善など。














再開後、やはり改善は不可能ということで、
士気高揚策の具体的提案をしました。
総務部長は、できるところからやっていく、それぞれの
任命権者や人事委員会にしっかり伝えて検討してもらう、
と誠意のある回答をしましたが、交渉そのものについては、
本日で打ち切りとなりました。


2015年1月7日水曜日

春闘共闘会議旗開き

今日は、ホテル白萩で、恒例の
春闘共闘会議の新春旗開きがありました。
安藤県労連議長のあいさつでは、
年末の総選挙とその後の安倍政権の暴走について、
そして、今年の春闘のポイントなどについて話されました。

来賓のごあいさつの後は、ロシア合唱団の登場。
よく見ると、私たちの仲間も参加しているではありませんか!
カチューシャなどのお馴染みの歌の最後に、
キエフ鳥の歌を独唱で披露してくれました。

閉会の挨拶は、春闘共闘会議の代表にもなっている
瀬成田委員長の出番でした。
6月までが大事な戦いになる、春闘共闘会議が一致団結して
安倍政権の悪政に歯止めをかけるたたかいを!と訴えました。



2015年1月5日月曜日

宮城民教連 冬の学習会

明けましておめでとうございます!
今年も宮教の教師と子どもたちのために、
宮教組一丸となって取り組んでまいりますので、
どうぞ宜しくお願い致します!

今年の仕事始め、民教連冬の学習会に参加しています。
開会行事では、永澤代表が、前委員長の達郎さんの授業を取り上げながら
子どもと共に学びあえるきっかけをこの学習会で掴んでほしい、と挨拶。
その後に瀬成田委員長も、授業にこだわる民教連の出番、
子どもをほめて、子どもに寄り添い続けよう、と挨拶しました。

講演会の講師は、大東文化大学の佐久間亜紀さん。
「子どもに寄り添う教師の学びとは」というテーマでした。
実践記録をつけることで子どもの学習の質的記述をとり、
テスト学力に対抗し、保護者と連帯しよう、と訴えられました。
日本の民教研の理念が、今世界の最前線の理念になっている
という話には、大変勇気付けられました。