2014年4月30日水曜日

民主教育をすすめる宮城の会 総会

4月29日13:00からフォレストを会場に
「民主教育をすすめる宮城の会」の総会が開催されました。

安倍政権による教育再生の名のもとに
民主教育を破壊する策動が次々に具現化されている現状に
大きな危機感と反対運動の緊急性が確認されました。


引き続き、堀尾輝久氏による講演会が開催されました。
堀尾氏は、改憲の策動について、
「改憲ではなく民主主義や基本的人権をないがしろにする
新たな憲法の制定に匹敵する」とその危険性を強調しました。
また、改憲派が口にする「日本国憲法の押し付け」論は
制定された歴史の事実に照らし、全く根拠がないことであること、
世界にさきがけて戦争放棄を謳った
誇るべき憲法であることを解説しました。
「9条を持つ平和憲法に誇りを持ち、戦争を知らない
若い世代の人たちにもぜひ心に刻んでほしい」と訴えました。
そして、最近の教育改革は、それ自体が憲法改正への地ならし、

そのための国民世論づくりであると訴えました。
それゆえに、批判を強めていかなければならないと締めくくりました。















(以上、白鳥執行委員より)

2014年4月19日土曜日

福島原発現地視察ツアー

今日19日、2回目の福島原発現地視察ツアーをしました。
教員は学習参観日の学校が多く、一般の方が
たくさん参加してくださいました。

現地ガイドが、「原発事故の完全賠償をさせる会」の
元高校教員、半澤さん。

最初に、富岡駅に行きました。
3年前のまま、時が止まっていました。
言葉にはできない、かなしい町の姿でした。















帰還困難区域との境界にある夜の森地区に行きました。
道路を挟んで、困難地域と制限地域が隣り合っていました。
そんなに単純に区切れるものでしょうか?

40年前から反原発運動をしている宝鏡寺住職の
早坂さんからお話をしていただきました。
静かな口調から、原発前に築いてきた全てのものが、
一瞬にして奪われてしまった絶望感が伝わってきました。














原発作業員の前線基地になっているJヴィレッジは、
原発建設を受け入れたことへの見返りとして
国が建設した、東洋1のスポーツ施設です。
でも、建設費用は実際は、電気料金に上乗せされているとか。
作業員の方々は、どんな苦労を強いられているのでしょうか。

参加した皆さんは、今日の体験で多くのことを学びました。
そして、これからやれること、やるべきことを
実感して、帰途につきました。
福島を絶対忘れてはいけません!
そして、今日観たこと、聞いたこと、感じたことを広めましょう。



2014年4月12日土曜日

塩竈ブロック春の教育講座

今日12日、多賀城文化センターで
塩竈ブロックの春の教育講座が行われました。

第1部は、城南小の佐々木先生の図工講座。
春の掲示物作りと色作り実技講座でした。
子ども達の作品を紹介しながら、実際に
みんなでチューリップや木の掲示物を作り、
色の相関図のように40色作りをしました。

第2部は、山王小の船迫先生の磁石のものづくり講座。
幾つかの磁石のおもちゃを紹介していただき、
クルクルてんとう虫とダンスマスコットを実際に作りました。
かわいい作品にみんな癒されていました。

どちらも教室で実践したくなる内容で、
充実した学びができました。





2014年4月10日木曜日

春の教育講座 石巻支部

春の教育講座 石巻支部 

「みんな悩んで教師になる」

 



5日(土) 東松島コミュニティセンターで、春の教育講座がが行われました。

 山﨑先生には,午前は迫支部,午後は石巻支部で連続となる講座を持っていただきました。

なんと,今年の3月まで大学で山崎先生のゼミ生であった初任の先生の参加もありました。

講座終了後,参加者が残って,近況などを色々と話せたことも講座の大切な一部だと感じました。

 

☆参加者の感想(一部抜粋)☆

 私は,今年大学を卒業し,新規採用になったので,現段階では何をすれば良いのか,「黄金の3日間」とはいうものの具体的にどうするべきかと不安ばかりつのっていました。しかし,今日のお話を聞き,子どもと出会ったら,あれをしたい,これをしたい!という思いが多く浮かび,教職への「ワクワク感」も出てきました。私自身も楽しむことを忘れず,子どもたちのために頑張っていきたいと思います。


 今年(教員2年目)は6年生担任になりました。私も,もちろんドキドキワクワクですが,子どもたちも同じ気持ちだということを山﨑先生に教えていただき,少しほっとしたのが本音です。新たな気持ちでまたがんばろうと思いました。


代替養教をしています。保健の授業では,どうしても「子ども達に正しい知識を」と思ってしまい,子供の意見を聞いてあげて,子どもの発言を認めてあげるということができていなかったと感じました。保護者は,子ども達の学校の様子が知りたいし,子どもと作っている山﨑先生のおたよりの方がより伝わるものがあるということに気付かされました。いつも,「ああしてください,こうしてください」というおたよりにしていたことにを反省しました。


 久しぶりに山﨑先生にお会いできてよかったです。きっと準備完了!!ってなることはないのですが,ドキドキしながら,そうやってひとつひとつ自分も学んでいけたらいいなぁと思います。子どもを見ること,きくこと,ほめること・・・それから,キラキラした子どもの笑顔を大切にしていきたいです。

 

担任も子どもも,みんながキラキラできるよう宮教組は力を尽くします


2014年4月7日月曜日

春の教育講座 迫支部 

春の教育講座 迫支部 

「みんな悩んで教師になる」


5日(土)に中田生涯学習センターで、春の教育講座がが行われました。

東京都の小学校教員を退職後、現在都留文科大学に勤務されている山崎隆夫先生が講師でした。

 教師としての在り方や自分の取り組み、そして山崎先生の失敗談。

 「新学期から、新しい子どもたちと頑張ろう!」という気持ちになることができる講座でした。

 

☆参加者の感想(一部抜粋)☆

授業の根底にあるのは子どもへの愛情だと感じました。先生が子どもをどれだけ信頼し、深い懐で愛しているか分かりました。それに、教師の指導としてのエッセンスを加えるとすてきな授業になると思いました。

 

山崎先生との出会いの握手がとても印象に残りました。今日はとても参考になることばかりで、またお話を聞きたいと思いました。

 

授業、子どもとの関わり、親との関わりなどについて、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。始業式が楽しみになりました。本当にありがとうございました。




また、みなさんで集い、学び合いましょう!!



2014年4月6日日曜日

春の教育講座 パネルシアターの教材から学ぼう!

今日6日、フォレスト仙台で春の教育講座、本部特別企画
「パネルシアターの教材から学ぼう!」が行われました。

5日の仙南支部春の教育講座の講師でもある
大東文化大学の渡辺恵津子先生の呼びかけで、
日本生活教育連盟(日生連)で昨年立ち上げたパネルシアター部?
の先生方が、パネルシアターの教材と実践を紹介してくださいました。

まず、日本社会事業大学の田村さんが、
学級での朝の歌にお勧めの「BINGO」を紹介してくださいました。
参加者も楽しく歌いながら、パネルの操作を見せていただきました。















次に、都留文科大学の中河原さんが、「赤ちゃんがうまれた」を紹介。
すでに商品化されている教材です。
参加者(子どもたち)とやり取りしながら命の大切さを伝える教材です。














次は、1番参加者の意見を聞きたい、という提案教材で、
「目には見えないセシウム君」を、神奈川工科大学の田辺さんが紹介。
昨年、中央支部女性部の一泊学習会でも紹介していただいたのですが、
改良がされていて、さらに内容がパワーUPしていました。
紹介の後の参加者とのやり取りでは、参加した福島の方から
差別が出ないようにやり方に気を付けてほしい、という意見も出されました。
いろいろなところで意見を聞きかながら改良していて、
さらに改善をして商品化していくようです。















次に、渡辺恵津子先生の「らくらくけいさん3ケタの学習」。
空位のあるひき算を子どもたちにわかりやすくするための
キャラクターやおまじない掛け声などの工夫がされています。















最後に、前和光学園の行田さんが、
「ウォータンの旅(浄水場)」を実際に授業で行った先生のことを
DVDで紹介してくださいました。
子どもたちがだんだん授業に引き込まれていく様子が分かりました。
















参加者からは、パネルシアターの教材としての可能性の大きさを実感した、
子どもも教員も楽しく取り組めそうだ、実際に作ってみたい、などの
感想があげられました。
ぜひ近々、パネルシアター講座も開催したいと考えています!


2014年4月5日土曜日

中央支部黒川ブロック春の教育講座

今日5日、大和町のまほろばホールで、
古川2小の堀籠拓先生を講師に、
「美しいものを見る目と感じる心、想像し創造する喜びを子ども達と」
と題して、図工の講座が行われました。

堀籠先生がどんなことを大事にしながら図工の授業をし、
どのような作品に取り組んできたかを、
子ども達の作品を見せながらお話していただきました。
後半は、学習参観までに取り組める作品を紹介していただき、
実際に参加者で2種類作ってみました。
みんな楽しく取り組み、お互いの出来上がった作品を見て
個性豊かな出来栄えに歓声があがっていました。
ぜひ、連続講座にして、もっと教えてもらいたい、
という感想がたくさん寄せられました。
6月ごろに企画して行きたいと思います。