2013年11月30日土曜日

第305回中央委員会

本日、今年3回目の中央委員会が行われました。

冒頭あいさつで、高橋委員長は、
「今はまるで戦前と同じ。日本のお金でアメリカが
戦争できる国づくりが進められている。
若い人たちが未来に希望をもつために、
戦争の不安、雇用の不安をなくし、
人間らしく生きられる社会の仕組みにならなければ。
そのためにも労働組合を大きくする必要がある。」
と述べました。














そして、当面の運動の重点4つを提案。
①組織拡大
②専門部GO!DO!教研の成功
③来年度の教育計画に宮教組提言を活かす運動
④接続型再任用の短時間勤務者の採用と
 集中型事務職員共同実施の廃止
満場一致で承認されました。

討論では、石巻から、多忙化解消のための具体的提案、
被災校の学校再建について、
心のケアのための定数改善についてなど。
中央から、県女性部のこの間の活動報告について、
リフレッシュ休暇を平日にとり
組合のツアーに参加したことについて。
仙南から、キャラバンで職員トイレ改善が進んだこと、
複式学級の現状について、
防災主任者会を欠席したらレポート提出を要求されたこと、
初任研のみなし研修の広報の必要について、
在校時間記録のあり方について、
統合について保護者アンケートを取ったことについて。
仙台から、17年度から政令指定都市として
どう組織するか、全体の共有問題にしたいという意見。
栗原から、統合後の諸問題と現状について、
など、意見が出されました。

仙南から、「疲れて大変だが、クラスの子どもに
誕生日をお祝いされ元気が出た。
拡大で、つながりを生かして先週1名加入。
青年層のつながりが特に大事。」
という発言があり、参加者を元気づけました。














そのほかに、財政確立委員会や組織機構整備委員会の答申報告、
宮教組役員選挙定数や規定改定の採決などが行われて、
2月の次回中央委員会までの健闘を決意して閉会しました。

2013年11月29日金曜日

特定秘密保護法反対!街宣

参議院で審議入りした特定秘密保護法案。
通ってしまっては、本当に大変なことになります。

仙台の若手弁護士さんも多数参加して、
STOP!「秘密保護法ネットワーク宮城」が毎日街宣を始めました。
今日は、お昼と夕方、1番町平和ビル前で行われました。
昼は大変手応えがよく、署名が360筆くらい集まったそうです。















夜は、寒くなったせいか、60筆くらいしか集まりませんでした。
でも、チラシやパンフレットはたくさん受け取ってもらえました。















2日には、午後6時半から、仙台弁護士会館で集会を行います。
6日には、金曜デモと合同の集会・デモも予定しています。
みんなの声をあげて、何とか秘密保護法を止めましょう!

2013年11月27日水曜日

女川原発再稼働反対 風船プロジェクトへ

12月1日(日)11:30から、
女川港のマリンパル跡地で風船プロジェクトが行われます。

女川原発がもし事故を起こしたら、
放射線はどのように拡散するかの検証をかねて
再稼働反対をアピールする集会です。

1回目は8月下旬に行いましたが、
風船発見の報告はありませんでした。
今回はどうでしょうか?
ぜひ皆さんも集会に参加してください。
そして、風船を見つけた方はぜひお知らせください。

2013年11月24日日曜日

中央支部 ハンドマッサージ講習会

今日は、中央支部の養教部・女性部合同学習会で
ハンドマッサージの講習会が行われました。
講師は、昨年フットセラピー講座でもお世話になった
美郷町の施術室「優しい手」の東順子さんです。















まず、自分の手を自分でマッサージする練習をしました。
そのあと、ペアになって相手の手をマッサージする練習。



















今日は、さらに、上腕のマッサージの仕方を教えていただきました。















参加者は、終わった時にはすっきり気分爽快。
手のマッサージだけでもこんなに癒されるのかと、
驚きの効果を実感しました。

12月26日と1月18日に宮教組女性部主催で
2回目のセラピスト養成講座も行われます。
早くも、そちらにも参加したいという声があがっていました。


2013年11月23日土曜日

仙台地区教職員九条の会 講演会

今日、フォレストで仙台地区教職員九条の会が
弁護士の佐藤由紀子さんを講師にし、
「憲法を守りたい~今私たちにできること~」と題して
講演会を行いました。














由紀子弁護士は、安倍政権の狙う改憲は、
9条関係だけでなく、生存権(社会保障)関係、
労働基本権関係にも及び、大きな問題であることや
女性の視点からも9条改正は男女平等を壊し、
障害のある人の権利保障も壊すもので、
絶対守らなければならないものであることなどを
鋭い切り口で話されました。
あまりにも無茶苦茶な安倍政権のやり方に
大きな危機感をもち、焦りを感じていらっしゃいました。
それは、会場の参加者も同様でした。

労働基本権に関しては、労働法学者が
ほとんど意見書を出していないとのこと。
だから、今こそ組合の出番なのだ、と励まされました。
これから1番被害を受ける若い世代に
どう伝えていくかが課題だ、とも。
由紀子弁護士のお話で、いろいろ見えてきたこともあります。
参加者は、できることをしていかなければ、
と思いを新たにしました。

名亘ブロックものづくり講座

昨日、中央支部名亘ブロックで秋の教育講座が行われました。
学級で楽しく取り組めるものづくり講座で、
講師は仙南支部のサークルTRFのお二人。

作ったのは、「電子レンジで作る紙コップケーキ」
「プラトンボ」「虹色万華鏡」「指輪」の4点。

特に、虹色万華鏡は簡単に作れるのにとても綺麗で感動もの!
いかに安く、簡単に作れるか、そして楽しく作って遊べるか、
日々改良をしているというTRFのみなさんに脱帽です。

お土産に、クラスでも作れるように人数分の材料まで
いただきました。参加者は大喜び。

次回、1月31日にも実施することになりました。





2013年11月18日月曜日

今週末の学習会・行事のお知らせ

今、1番危ないこと!「秘密保護法」。
安倍政権は、戦争ができる国づくりに向けて
今国会での成立を急いでいます!
みんなで止めましょう!
(チラシをクリックすると大きく見られます)























同じ日、中央支部の名亘ブロックでものづくり講座が行われます。
若い先生方にお勧めです。参加は中央支部以外の方もOK。
申し込みをお願いします!















憲法の学習も大事です。
土曜日はこちらへ。
国家安全保障法や秘密保護法やの話もでます!















そして、日曜日には1週間の疲れをいやす、マッサージ講座。
中央支部以外の方も参加できますが、申し込みを。
22日まで大丈夫です。

教育長校長・課長交渉

今日は、交渉の大詰め、教育長交渉が行われました。

今回、特に期待したのは、臨時教職員の給与頭打ち解消です。
賃金・退職金削減反対交渉の時に、
代償として知事に要求した項目にも入っていたからです。
各分会で署名に取り組み、交渉の冒頭に
高教組と合わせて3370筆の署名を教育長に渡しました。














しかし、残念ながら、この場での明確な解消案は出されず、
引き続き財政課と検討する、という回答のみでした。
これには本当にがっかりしました。













在校時間記録から分かった異常な超過勤務の実態に対しても、
健康管理対策しか考えておらず、業務分担やICT化で対応して、
という、現場教員から見るとまるっきり的外れな回答。
被災地の統合校からも現状を訴えましたが、
加配について国に要求する、の一点張り。













35人学級の実現も、統合加配の連続配置も、給与頭打ちのことも、
県の財政力は17位で東北の他の県よりもずっと上位なのに
「財政的に厳しい」のリピート。東北で、1番遅れているのに!
いえ、全国の中でも、ずいぶん遅れています。
ほとんど手応えのない回答で終始しました。


続いて、各課長交渉。まず高教組が行い、次に宮教組の順で。
高教組が持ち帰り仕事の把握について教職員課長に要求したとき、
課長が休特法の限定4項目の件を取り上げて
訳のわからない返答をしたので、委員長も最初にそこにかみつきました。
教職員調整額の4%は超過勤務平均8時間時代のことで
現状と全然合わないのに、超過勤務も持ち帰り仕事も放置するのは
任命権者としてコンプライアンスに反することではないのか、
と怒りをこめて追及しました。














やり取りをする中で、いくつかの成果がありました。
「接続型再任用」の短時間勤務希望書の任用については、
「勉強の場を設ける」と約束させました。
事務の共同化について、「集中型」は一方的に導入しないと確認しました。
年休の9月切り替えについては、
他県の情報を得て検討すると返答させました。
教務主任・主幹教諭は専科担当である、ということを確認しました。


最後に、今年の春に行われた新高校入試制度を取り上げました。
県は、保護者などの意識調査もし、説明会など時間をかけて
検討したので、このまま定着を図る、と回答しました。
そこで、中学校現場から問題点を報告してもらいました。
残念ながら時間が無くなり、やり取りすることはできませんでしたが、
15の春を泣かせた大変な状況だったことは伝えられました。













参加した皆さん、本当にお疲れ様でした。

















2013年11月14日木曜日

養教部交渉

今日は、専門部交渉の最後、養教部交渉が行われました。

主な要求項目は、フッ化物集団洗口について、
検診器具消毒の業者委託について、予防接種について、
保健室の設備について、養護教員の複数配置についてなど。














回答はほとんど昨年と同じだったので、
まずは、標準法規定以上の児童数なのに
養護教諭が複数配置されてない学校があるので、
その理由を問いただしました。
担当から訳のわからない答弁が繰り返されたので、
後で再度この点については話し合うよう要求しました。

結局、財政的に厳しいからと、問題点を改善しようとする
前向きな姿勢が感じられず、「命より大事なものはあるのか!」と
怒りの意見も出されました。

来週はいよいよ教育長交渉です。
進展がなかったところを何とか取り返していきたいものです。

2013年11月10日日曜日

みやぎ教育のつどい 教科別分科会

2日目の今日は、16の教科別分科会が行われました。

国語分科会では、小学校と高校から、実践報告がありました。














保健教育分科会では、養護教諭が多数参加し、
震災後の様子や放射線対応のことなどが報告されました。















分科会の中には、若い先生向けに
実践講座を実施した分科会もあります。
図工分科会では、一版多色刷りの実技講座が行われ、
すてきな作品が出来ていました。
会場には、午後の実践報告のための作品も
たくさん並べられていました。














生活指導の分科会では、福島から古関勝則先生をお招きし
学級づくりの実践講座が行われました。
参加者が途中からも増え、会場が狭いほどでした。














2日間で、のべ約350名が参加しました。
みなさん、お疲れ様でした。





みやぎ教育のつどい 震災報告・記念講演

テーマ別分科会のあと、2つの分科会から
震災に係る全体報告会が行われました。
障害をもつ方の被災状況と保育所の状況です。














津波による死亡者の中で、障害を持つ方の死亡の割合は
2倍以上になっていることや、
再開されている被災保育所の様子などが報告されました。


そのあと、作家の熊谷達也さんの記念講演でした。
震災後、書くことに迷いが出てなかなか書けなかったけれど、
やはり書かなくては、と思い直し、震災のことも徐々に
作品の中に入れてきた経緯を、作品の紹介とともにお話されました。
故郷の以前の美しい風景を再現できるのはことばだけ、と
「ことばのもつ力」を信じ、被災地の作家は震災を書くべきだ、と述べました。
会場の参加者は、熊谷さんの言葉にうなづき、共感しながら
聞き入っていました。

2013年11月9日土曜日

みやぎ教育のつどい テーマ別分科会

いよいよ、みやぎ教育のつどいがスタートしました。
1日目、まずは12のテーマ別分科会が行われています。
開会行事で提案された「討論のよびかけ」のもと、
実践報告などについて熱心な討論が行われました。

「不登校・いじめ・ひきこもり」をテーマにした分科会では、
中学校現場からの報告がありました。














「学校づくり」をテーマにした分科会では、
学生の参加もあり、震災時の様子などが報告されました。














「平和」をテーマにした分科会では、
県内在住の被爆者の方からの体験談を聞きました。
会場には、原爆パネルも展示されました。













「読書」 をテーマにした分科会では、司書の方から
現場の問題点などが報告されました。
会場には、手作り本などのたくさんの資料も展示されました。














「非行」をテーマにした分科会では、
逮捕歴のある方が、非行に走る少年たちの力になりたいと
NPO法人などで支援している実践を報告。
マスコミも取材に来ました。














他の7分科会でも、教育のもつ力に期待を込めて
いろいろな視点から討論を進めました。

この後、記念講演で作家の熊谷達也さんが登場します。

春闘キャラバン

6日から、春闘自治体キャラバンが始まりました。
1日に1~2コースを設定し、県労連から、国公から
高教組から、そして宮教組からもそれぞれ要求を伝えました。
宮教組は、子ども笑顔地教委キャラバンとほぼ同じ内容で、
労安体制やハラスメント防止要綱の策定、
多忙解消に向けての提言、35人学級実現や
学力テスト廃止に向けて国や県への働きかけの要求をしてきました。

8日は、栗原~気仙沼コースと色麻~富谷コースが実施され
色麻コースに参加しました。

色麻町では、脱原発に向けて、
町としてバイオマス燃料の取り組みをしていることや
学校にエアコン設置を進めていることなどを聞きました。
大衡村では、トヨタの進出による雇用促進状況など、
大和町では中学校の統合後の様子など、
大郷町では小学校の統合後の様子など、
富谷町では職員の給与削減をしていないことと、
市町村長会で私たちの要求と同じようなことを
国への要求として決議していることなどを聞きました。















自治体によって対応してくださった役職はまちまちでしたが、
いろいろと貴重な情報を交換することができ、
意義のあるキャラバンとなりました。
19日までかけて、県も含めて全自治体を回ります。

2013年11月7日木曜日

みやぎ教育のつどいに参加しよう②

つどい2日目の10日(日)には、教科別分科会が行われます。
16の分科会の中から、4つの分科会の個別チラシを紹介します。
また、若い先生方向けの実践講座をもつ分科会があるので
その一覧も紹介します。クリックすると大きく見られます。



















この他に、「国語教育」「作文教育」「外国語教育」
「社会科教育」「理科教育」「音楽教育(午前中のみ)」
「技術・職業・情報教育」「家庭科教育」「保健教育」
「障害児教育」「生活・総合学習と環境教育」
「能力・発達と教育」があります。

2013年11月6日水曜日

みやぎ教育のつどいに参加しよう①

いよいよ今週末、「みやぎ教育のつどい」が行われます。
場所はフォレスト仙台(青葉区柏木1丁目)です。

9日(土)は、テーマ別分科会と記念講演があります。
12の分科会の中から、5つの分科会の個別チラシを紹介します。
チラシをクリックすると、大きく見られます。
どなたでも参加できます。
ぜひ誘い合っておいでください!




















この他に、「子どもの進路と教育」
「子どもの参加・保護者・地域共同の学校づくり」
「いきづらさをかかえた子どもたち」
「子どもを真ん中に授業と教育を考える」
「語ろう障害児・障碍者問題」
「貧困・格差と子ども、若者」
「幼年教育と保育そして学校教育」の分科会があります。





2013年11月1日金曜日

青年部・女性部交渉 女性県議との懇談会

10月31日、2つの専門部交渉が行われました。

まずは、青年部交渉。忙しい中、6名の役員が参加しました。
臨時教職員の待遇改善、結婚・育児等に係る労働条件改善、
初任研・5年研・10年研の改善など、
若い教職員のために他県の状況などを伝えながら要求しました。
特に、臨時教職員の賃金頭打ちの改善は
昨年来の賃金削減反対交渉の中で、県が改善を約束していたので
この場で回答があることを期待していたのですが、
検討中である、とのことでがっかりしました。
県教育長交渉の中で回答があることを願うばかりです。














続いて、女性部交渉が行われました。
参考資料にするために、夏休み前から女性部員アンケートを実施し
その結果をグラフにして、拡大資料も用意して臨みました。
定年前に退職してしまう女性教職員数が男性の2倍になっている現状を示し、
定年まで生き生きと働き続けるために、
子どもの看護休暇を改善し、介護休暇ともども取得しやすくしてほしい、
年休の9月切り替え制にして年休を消化できるようにしてほしい、
特別支援教育の定員減やコーディネーターの担任兼務解消などなど、
切実な要求を現場教員からも訴えてもらいました。













特別休暇に関しては、他県や県職員とのバランスが大切とか、
定数や加配に関しては国の基準があるから、要望は伝えるとか、
課長からのいつもと同じ回答に辟易しましたが、粘り強く訴えました。















終了後、県議員会館に場所を移し、
女性県議5名との懇談会が行われました。
昨年に続き2回目、すべての女性議員に参加していただきました。
学校統廃合の現状と課題、過労死ラインを超える超過勤務状況、
少人数学級の必要性、多忙解消のためにできることなど、
教職員をとりまく状況を聞いていただきました。

県議のみなさんは、多忙すぎる状況にびっくりされたようで、
これからも継続して懇談会をやっていきたいと話されました。