2014年5月31日土曜日

第111回 宮教組定期大会

今日31日、フォレスト仙台で、第111回宮教組定期大会が行われ、
116名が参加しました。

震災復興を教育の正常化で早急に進める行政の冷たさ、
そして安倍教育再生への批判を訴えた委員長のあいさつで開会しました。














書記長からは、当面の取り組みとして、
①支部大会・専門部大会の成功
②事務所交渉・地教委交渉の統一要求項目
③分会活動の取り組み
④子どもと向き合う時間の確保
⑤明日の授業のための教育講座
  などの提案が出されました。















討論では22名が発言し、被災地の様子、統合後の問題点、
分会体制の早期確認、各種学習会・大会の案内、
放射能対策、多忙解消のための提案など、
参加者が考えさせられたり元気をもらえたりする
発言が出されました。






























議案は全て承認され、大会宣言を採択して閉会しました。
暑い中、参加してくださった代議員の皆さん、
お疲れ様でした!



2014年5月29日木曜日

初任研・主幹教諭の後補充についての要請書提出

宮教組は、昨日28日、県教委に対し、
後補充についての要請書を提出しました。

4月中旬、ある学校から「まだ初任研の後補充が来ていない」
という連絡が入りました。
また、「今年から主幹教諭の後補充が入らないのはなぜ?」
という問い合わせも。
それが1校2校ではないということで、事務所に問い合わせると、
「初任研は、講師が見つからないから。
主幹教諭は、最初から必ず後補充をつけるものではなかったから。」
という返答だったのです。

そこで、宮教組は、各事務所に問い合わせて、
初任研や主幹教諭の後補充がどれくらい未配置か調べました。
そして、以下のような要請書を作成し、提出しました。



















教職員課長はじめ、4名が対応しましたが、なんと!
県教委は、後補充の配置がどのくらい遅れているかを
つかんでいませんでした。
初任研の後補充については、講師が見つからないから、
主幹教諭の後補充については、全体の配置を考えて減らした、という回答でした。














接続型再任用で、短時間任用を採用していれば、
初任研後補充の問題は解決していたでしょうし、
主幹教諭の後補充については、きちんと説明がされていれば
現場で混乱が起きなかったはずです。
後補充がつかないのなら、現場にしわ寄せが出るだけなので、
初任研の内容・主幹教諭の配置自体に無理があるということ。
制度そのものの見直しを宮教組は訴えてきました。



2014年5月25日日曜日

安倍政権に私も言いたい、宮城県民大集会

今日は西公園で、「安倍政権に私も言いたい、宮城県民大集会」が
行われ、2800人が参加しました。

第1部は、早坂百合恵さんの司会でライブの部。
白石あけぼの太皷の勇壮な演技と、
宮城のうたごえの皆さんの爽やかなハーモニーが会場に響き渡りました。





























そして、メインのミニライブ、社会派アイドル
「制服向上位委員会」が「ダッ、ダッ、脱原発」など、
4曲を元気いっぱいに披露しました。
若いのに、しっかり今の政権にたいする意見をトークに入れていて、
この集会にぴったりのゲストでした!














第2部は、鎌田光子さんの司会で、トークの部。
まず、実行委員長の後藤東陽さんが、
集会の趣旨説明などに加えて、安部政権への怒りを表明しました。














そして、本当は2部のメインだった、澤地久枝さんのトーク。
なんと、急な体調不良で、ご欠席されてしまったのです。
本当に残念でした。
代わりに、代表呼びかけ人の山形孝夫さんと
前鹿島台町長の鹿野文永さんが急遽、お話をしてくださいました。
そのあと、各分野から代表11名によるリレートーク。
教育からは、千坂朋広さんが、道徳の教科化に対する
反対意見を含めて、安倍教育再生への批判を訴えました。














最後に集会アピールを採択して、オレンジウェーブで
青葉通り~~一番町~~定禅寺通りをアピール行進して、
集会は大成功に終わりました。
皆さん、おつかれさまでした!


2014年5月24日土曜日

みやぎ教育のつどい実行委員会

今年も、宮教組学びのサイクル・秋、
「みやぎ教育のつどい」が11月8日・9日に行われます。
今日24日、フォレストで第1回実行委員会が行われました。

石井代表の開会のあいさつのあと、
事務局長の野中高教組副委員長から具体の提案がありました。
討論の中で、今教育が攻撃されている現状を踏まえ、
分科会の持ち方を工夫するなど、参加者の意識を高める必要が
あるのではないかという意見が出て、意見が交わされました。
基本的に分科会は今まで通りに行い、
基調報告や分科会のテーマなどで工夫していけるように、
次回の実行委員会で提案して行くことになりました。

8日はテーマ別分科会、9日は教科別分科会です。
テーマ別では、広くいろいろな団体の実行委員会への参加を、
教科別ではたくさんの教員の参加を呼びかけます。
若い方々大歓迎です。
一緒に教育のつどいを作っていきませんか?
次回は、7月19日、10時からフォレストです。




2014年5月23日金曜日

石巻支部 第58回定期大会

石巻支部 第58回定期大会

 
 
 今年は,5月22日(木)18:30より赤井市民センターで行いました。
 忙しい中にも関わらず出席した方々から,学校の現状や現在取り組んでいることなどを聞くことができ,とっても有意義な時間となりました。



 
石巻にゆかりのある阿部書記局長のあいさつ 
ハリーポッターと安倍政権のくだりはおもしろかったです!
 


 時間のない中,会が始まる前に顔を出してくださった方,中学校の先生方は遅い時間になったにも関わらず出席してくださった方々もいました。

 
今年は,今まで以上に,具体的に「アクションを起こす」ということを大切に
 
がんばろう!石巻支部!!

2014年5月13日火曜日

安倍政権に私も言いたい 5・25宮城県民大集会に参加を!

今日は、みやぎ憲法9条の会の街宣でした。
1つは、これまでも続けてきた「集団的自衛権について」の
9条の会作成のビラ配りのため。
もう1つは、5月25日に行われる県民大集会の
チラシ配りと宣伝のためでした。

「澤地久枝さんが参加しますよ!」と声をかけながら渡すと、
結構受け取りもよく、チラシをしっかり見る人も多かったです。
一般市民の方がたくさん参加してくれると集会はさらに盛り上がります。















宮教組も参加目標200名です!
たくさんの教職員に参加してほしいのです。
きっと組合員でない方でも、安倍政権に不満を持っている方が多いはず。
一人で参加せず、ぜひ同僚、家族や友人を誘って参加してください!





2014年5月12日月曜日

第307回 宮教組中央委員会

10日(土)、中央委員会が行われました。

まず、瀬成田・新執行委員長が情勢報告を兼ねて
開会のあいさつをしました。
「安倍政権の暴走にどう歯止めをかけるかが喫緊の課題。
教育委員会制度の改革は、首長の方針を押し付け
行政による教育への介入を許すことにつながる。
教育分野における私たちの果たすべき役割は、一層重みを増している。」













続いて、阿部・新書記長から、8月までの
具体的な取り組みについて提起しました。
〇安倍内閣の「教育改革」に反対し、子どもと教職員を守ろう!
〇東日本大震災から4年目、被災地を支え続けよう!
〇あべないかくの教育改悪に反対!65歳まで働き続けられる職場作りを!
〇毎週金曜日に「ちょっぴり組合活動」、対話・拡大活動を進めよう!













討論では、事務の共同実施について、被災地支援について、
特別支援教育について、講師の待遇改善について、
多忙解消に関して、仲間を増やす取り組みについて、
高校入試制度について、などの発言がありました。
詳しくは、FAX号外「こんにちは宮教組です」 で報告します。

提案は承認され、宮教組一丸となって今年度も頑張っていこう!と
「団結がんばろう!」を行って終了しました。

2014年5月3日土曜日

5・3憲法を活かす宮城県民集会

3日(土)、仙台国際センターにて
「貧困と戦争  今こそ活かそう!憲法の底力。」
というテーマで、宮城県民集会が行われました。


第1部は、馬頭琴コンサート。
仙台在住で、稲垣達也さんや一青窈さんと共演もした
バヤトラさんの演奏。巧みな演奏技術に引き込まれました。

第2部は、主催者あいさつの後、
元日弁連副会長の新里宏二さんが、貧困について、
日体大の清水雅彦さんが戦争について講演しました。
どちらのお話からも、安部政権の進める政策のおかしさが
ますます浮き彫りにされました。
そのあと、お二人による対談がありました。
その中で、私たちがこれからやるべき運動について、
清水先生からアドバイスがありました。
とにかく、声をあげ続けること、目に見える形で取り組み、
一点共闘で力を合わせれば、きっと阻止できる。
こういう集会や学習会に一人で参加しないで
友だちや家族と参加することが運動を広げることになる。
というお話が、強く心に響きました。

最後に、憲法改悪に対して無関心でいること、中立を保つことは
改憲を容認したことになる、憲法を暮らしに活かす必要があることを
広く県民の中で語り合おう!と呼びかけた
アピールを採択しました。

その後、勾当台公園までアピール行進。
憲法改悪は許さないぞ!くらしに憲法をいかそう!
と、シュプレヒコールをあげました。

2014年5月2日金曜日

メーデー集会

昨日は、各地で県労連のメーデー集会が行われました。

仙台市民広場の県中央メーデー集会は、
1800人の参加(主催者発表)。















瀬成田委員長の開会のあいさつで始まり、
リレートークでは、阿部書記長が安倍「教育再生」の
問題点などについて訴えました。















その後、1番町などでアピール行進を行いました。



















塩竈集会は、港町公園で約480名の参加で行われました。 
リレートークでは、同じく川名執行委員が安倍「教育再生」の
問題点について訴えました。その後、市内でアピール行進しました。

県独自の「学力調査」実施についての要請

4月30日、宮教組は県教委に対して再度の
『県独自の「学力調査」実施についての要請』を行いました。
東日本大震災から3年が経過し4年目に入った今もなお、
子どもたちの学習環境の整備は十分に保障されていません。
教職員についても、可能な限りの努力を積み重ねてきています。

にもかかわらず、県独自に学力調査を実施し
学校現場にさらなる業務を強いることは、多忙に拍車をかけ
子どもたちと向き合う時間を奪うことに他なりません。
加えて、多くの市や町においても独自の学力調査が計画されており、
子どもたちは調査づけになりかねません。
宮教組は、県教委に教育条件整備に主眼を置くよう要請しました。
対応した義務教育課課長補佐の話から、
前回の要請時の回答事項は、そのまま継続していることを確認しました。
 〔確認事項〕・実施日は必ず10月28日でなくともよい。学校行事優先でよい。
          ・過度の競争、序列化は好ましくない。
          ・県全体の傾向は示すが、公表は望んでいない。
          ・実施後の対策文書提出は考えていない。
          ・1時間1時間の授業を大切にすることが基本であり、
                       組合の考え方には同感である。















(以上、白鳥執行委員より)