2012年11月30日金曜日

明日 フォレストで2つの学習会

明日12月1日(土)の2つの学習会を紹介します。
どちらもフォレスト仙台で行われますし、
おすすめです。どうぞおいでください!


まずは、「仙台の子どもと教育をともに考える市民の会」と
仙台市教職員組合、宮城県教育会館の共催による講演会です。

クリックすると、大きく見られます。























2つ目は、「宮城県内九条の会連絡会・みやぎ憲法九条の会」
主催の、「アジア太平洋戦争学習会」です。

2012年11月29日木曜日

現給保障に係る交渉 1回目

11月28日、三者共闘会議(宮教組・高教組・県職組)による
人事課長交渉が行われ、現給保障廃止を阻止するために
結集しました。













2回目以降の交渉ポイントを絞るため、
他県の状況はどうなのか、対象教員数はどのくらいいるのか、
などのデータを示させ、当局の考えを確認しました。

「現給保障を廃止すれば、民間よりもさらに
公務員の給与が下回るという認識でよいか?」という問いに
「そう認識している」という回答でした。しかし、
「まだ復旧が完了していない被災県で、
なぜ今現給保障廃止を強行するのか?」と
高橋委員長が鋭く問い詰めましたが、
「人事院の示した適正な基準の維持のため」と
聞く耳をもちません。


当局の示した、対象教員数は、小・中学校教職員の
約30%に当たる、3500人弱にものぼります。
金額では、その中の3分の1の人が5000円未満ですが、
3分の1が5000円~15000円、残り3分の1の人が
15000円から40000円もの減給になってしまいます。
旅費でも車賃単価が39円から32円に引き下げられたばかり。
公務員いじめとしか言いようがありません。
しかも、退職手当金削減も提示されそうです。

他県の状況のデータが出なかったので、
あとで送ってもらいました。
廃止予定は17自治体という報告でしたが、
H24年度実施は7自治体、しかもすべて経過措置を
取っており、据え置きという自治体も3自治体ありました。
その中で、なぜ被災地の宮城県が!という怒りが強まります。

2回目の交渉の日程を調整中ですが、
ぜひ現場からもさらに結集して
何とか現給保障を守りましょう!



 

2012年11月27日火曜日

古川 若い教師のしゃべり場 報告


11月22日,古川・栗原支部青年部企画
「若い教師のしゃべり場」を
古川教育会館で開催しました。
 
未組合員10名を含め,20名が参加しました。
太鼓のオープニングに始まり,仲良しゲーム,
手品,けん玉等みんなで楽しく交流し,
その中で1名の加入がありました。
 
参加者からは「ぜひ,またやりましょう。」
「今日来なかった知り合いの先生を誘ってみるから。」
という声が寄せられ,新たなつながりの可能性が
見えてきた交流会でした。
 
実行委員会も大変勇気づけられ,2月にも
第2回「しゃべり場」を予定することにしました。
 

2012年11月25日日曜日

平和大会3日目

横田基地近くの福生公園で全体集会が行われました。














主催者から、参加者の実数が1500人だったこと、
来年の開催地は、山口県の岩国であることが
報告されました。

集会の後は、平和アピールパレード。


横田基地の前も通りましたが、基地の広さには
ビックリさせられました。
一体いくらの思いやり予算が使われているのだろう、
と、憤りを感じました。

3日間の平和大会が無事終了。
宮城県代表団の皆さん、お疲れ様でした!



2012年11月24日土曜日

日本平和大会2日目

今日は分科会ごとの行動日。
「第5福竜丸」のフィールドワークに参加し、
夢の島にある展示館にきました。















思っていた以上に大きくて、写真に入り切れません。
福竜丸以外にも被害にあった漁船が多かったこと、
日本近海でも汚染魚がたくさんとれたこと、
そして、世界規模で死の灰が降ったことなど、
知らなかったことをたくさん学べました。



















2012年11月23日金曜日

日本平和大会1日目

東京で日本平和大会が始まりました。
今日は、明治大学で行われた
国際シンポジウムに参加しました。

第1部の講演会では、ASEAN議長国カンボジアの
総局副総長のノン・サカルさんの講演がありました。














ASEANの役割や課題について
お話を聞きました。

第2部では、パネルディスカッションの後、
沖縄のヘリパッドや横田基地についての
特別報告がありました。
平和を脅かす課題はまだまだ
たくさんあることを実感しました。



2012年11月21日水曜日

仙台市で子ども笑顔キャラバンが実現

今年初めて宮教組が行った「子ども笑顔キャラバン」。
仙台市だけが未実施でしたが、今日実現しました。

対応してくださったのは、青沼教育長、針生次長、
大越理事です。













先日の仙台支部との交渉でも、教育長から
「小学校での教頭・主幹教諭・教務主任の授業分担を
進めていく。」という返答でしたが、
そのすぐ後に、次長が校長会で、
「学校の教育力が上がるし、空き時間ができることで
先生方にゆとりができるので、進めてほしい。」
と話した、ということを報告してもらいました。

部活動の時間規制についても、
「平日週1回 土日1回は休みにすることは徹底してやっていきたい。」
との教育長の回答でした。

ハラスメント防止規定はまだ策定していないそうですが、
処罰基準は作って対処してきた、という理事の話があり、
策定のお願いをしてきました。

交渉の時も、余剰時数の活用に関して、
「年度途中でも授業カットなどの対応をしていい。」
という返答をもらうなど、組合の提言に前向きな回答を
いただきましたが、今回も同様でした。
大変意義のあるキャラバンになりました。

「ゆきとどいた教育をもとめる請願署名」街宣終了

全県で取り組んでいる「被災地のすべての子どもたちに
行き届いた教育をももとめる請願署名」の街宣がほぼ終了しました。

生協店舗前署名も、仙台支部は全16か所が終了。
中央支部も8か所全16回が、昨日で終了。
仙南支部・古川支部3回、石巻支部・迫支部1回が
終了しています。
残りは、仙南・大河原生協が12月1日16時から
石巻・大橋生協が11月27日17時30分から。
仙南・石巻支部の皆さん、あと1回のご協力をお願いします。

仙台市内のフォーラス前の署名も今日で終了しました。
今日は大変強い風の中での活動でしたが、
120筆ほど集まりました。
中には、「寒い中、ご苦労様!」「頑張ってね!」
と声をかけてくださる方もおり、大変励みになります。
ありがとうございました!

あとは、各分会からの集約です。
まだ提出されていない分会には、
改めて署名用紙が届くこともあります。
ぜひ、これからでも取り組んでください。
中には、140筆も集めて送ってくださった分会もあります。
組合員は1人5筆は集めましょう!

2012年11月19日月曜日

教育長交渉・課長交渉

今日はいよいよ、教育長交渉。
委員長は31ページにわたる資料を用意して臨みました。

まずは、高教組と共通の課題について、
1時間半の交渉が行われました。

ずらっとならんだ、県教育委員会関係者












現場からも、たくさん駆けつけてくださいました。














主な課題は、震災対応、多忙解消、教育制度に対する要求です。
特に、震災教育特区としての30人学級の要請を求めましたが、
「震災加配の継続が第1課題。国の35人学級の施行を待つ。」
という返答で、教育特区を強く求めようという意識はないようです。
参加者からは、怒りと落胆の声が上がりました。

また、多忙解消のために、労安法に則って
総括安全衛生委員会を教育委員会に設置し、
組合の代表も入れて現場の声を聞くよう要求しましたが、
「学校運営支援チームが学校からの声を聞いているから。」
という回答で耳を貸しません。せめて、その支援チームに
組合からの代表を入れて知恵を出し合っていこう、と
最後まで粘り強く要求しましたが、時間切れで終わってしまいました。
中学校の部活動に関しては、改善しなければならないという
認識であることを確認することができました。






休憩時間・高教組交渉をはさみ、次は宮教組の課長交渉。
教育長交渉ではできなかった具体的な点まで要求を出していきました。
そのときも、委員長の作った資料が威力を発揮しました。

資料に目を通す課長たち














教頭・主幹教諭・教務主任等の授業分担については、
何とか「どのようにやっていくか、考える。」という
回答を得ることができました。
また、超過勤務の大変な実態にかかわって
中学校の部活動の深刻な状況を、現場から報告してもらいました。
部活の深刻な状況を報告する遠藤先生













教育長は「(多忙なのは)先生方が頑張っているから」
という認識でしたが、課長からは、
「超過勤務をできるだけなくしていけるようにしていきたい。」
という回答を得ることができました。
しかし、学校運営支援チームへの話し合い参加には
やはり「うん」とは言わず、例年の意見聴取を行う、
という返答にとどまりました。

ただ、余剰時数に関しては、100時間を超える学校もあり、
通信表作成時期などに授業カットに有効活用して
多忙解消すべきという具体的な提言に対して、
義務教育課長から、「余剰時数は3~4日分もあれば十分。」
という回答を得ました。
ぜひ各学校で、これからの教育計画作成に生かしてください。


参加してくださった現場の皆さん。本当にお疲れ様でした。

2012年11月18日日曜日

中央支部 ブロック教研3本だて

昨日・今日と、中央支部のブロック教研が行われました。

まずは、17日の名亘ブロック。
全生研の元常任委員である坂田和子さんをお招きして、
これから学年末を見通した学級作りの講座でした。














クラスの子どもたちの人間関係が
どのくらいできているかを見極めながら、
文化活動などを通してつながりを作っていくということを、
写真やビデオで実践を紹介しながら
お話ししてくださいました。
特に、課題をもっている子への対応の仕方が、
大変参考になりました。
子どもたちが自主的に取り組んでいる様子も、
今後の目標とするクラスの姿を示していただいたと思います。

次に、黒川ブロックの秋の学校。
台ヶ森温泉に泊まりながら、実践交流が行われました。














群読教材や学級通信、絵本の紹介があり、
算数の実践報告も行われました。
酒井式の絵の実践講座もあり、みんな
自分の絵を得意げに見せてくれました。

そして、18日の塩竈ブロック。
17日から松島「絶景の館」での1泊学習会。
本当にすてきな眺めでした!














昨日は各自の実践の交流が行われ、
今日は、船迫先生のおもしろ物作り講座がありました。
くるくるマグネット・折り初め・紙コップクラッカー・
くるくるレインボーの4つを作りました。
どれも、百均などで安く手に入る材料。
作っても面白かったし、遊んでも楽しい教材でした。















とても充実した2日間になりました。




2012年11月16日金曜日

黒川ブロック教研

黒川ブロックが毎年、秋の教研で授業公開をしていますが、
今年は大衡小学校の江島先生が体育の授業をしました。
3年生の跳び箱運動の授業です。

江島先生は体育同志会で学んでいますが、
横跳び越しから始めて技を広げていくという
同志会のプランに則り、横跳び越しの1時間目の公開でした。














最初は、跳び箱の上に足をのせてから降りる練習。
その後に、足をのせずに飛び越す練習に進みました。
ポイントを確認するたびに、子どもたちは
どんどん上手になっていきました。

子どもたちが、友だちのいいところから学び
自分で考えながらまねしていく力もつけたいと、
子ども同士がインタビューしあう時間も設定されていました。
その後、各班から、大事にしたいポイントが発表されました。














この1時間の授業中、とにかく子どもたちは、
飛び箱運動を楽しんで、たくさん練習しました。
そして、みんなしっかり横飛び越しができました。

授業の後は、事後検討会。
宮城教育大学の黒川先生が助言者です。














踏み切りの仕方はどうだったか、インタビューのねらいは?
など、いろいろな視点から話し合いました。
先生が子どもたちにポイントを与えるときは
視覚的情報になってしまう(腰を曲げて、など)が、
子どもたちには感覚情報(ふわっと降りる、など)が必要、
という黒川先生のアドバイスに納得!でした。

大変有意義な時間が過ごせた公開授業でした。
江島先生、ありがとうございました!

2012年11月15日木曜日

県庁 3本勝負!

今日は、朝から夕方まで、県庁に詰めっぱなし。

まず1本目、養護教員部交渉。             














主な要求項目は、放射線対策、フッ素集団洗口、
健康診断、予防接種、養護教員の複数配置、などなど。

養教部の皆さんならではの、専門的な視点からの
鋭い指摘・要求に、なるほど!と感心することばかり。
県教委は、話をていねいに聞いてはくれましたが、
国の出方待ちという姿勢が目立ちました。
被災地として、もっと国に積極的に要求を出してほしいと訴えてきました。

交渉の後、県庁内レストランでランチをいただき、
常任委員会を続けて行いました。


2本目。女性部交渉。

定年前に女性教員が仕事をやめている人が
30%を超える実情を示し、
その解決策として、30人学級の早期実現、
教頭・主幹教諭・教務・研究主任の専科授業分担、
余剰時数の適切な活用(多忙期の授業カット)
など、具体的提案をしましました。

部長の大山さんが手書きの拡大提案書を作成し、
資料と一緒にそれを示しながら説明したことで
インパクトはかなり大きかったのではないでしょうか。














現場からの発言も、多忙の実態・被災地の現状・
勤務時間の把握・パワハラの問題など、多岐にわたって
熱のこもったものが多かったです。

県教委は、こちらも話は聞いてくださいましたが、
予算がない、国に伝える、人事委員会に伝える
というの返答が多いのが何とも残念でですし、
宮城県の子どもたちのことを本当に考えているのかな、
という疑問が残ったのは否めません。


3本目。女性部の皆さんに引き続き残っていただき、
女性県議会議員との懇談会を行いました。














5人の議員さん全員に参加していただき、
被災地の現状、教職員の激務の状況などを
聞いていただきました。
議員の皆さん、質問を交えながら熱心に聞いてくださり、
大変有意義な時間を過ごせたと思います。
県議会で取り上げてくださることを期待するばかりです。

明日 木版画の実技講習会

仙南支部の教文部・青年部共催で
明日、木版画の実技講座があります。
講師は、版画の実践で名高い、杉田繁さん。
仙南の皆さん、中央支部の名亘ブロックのみなさん、
ぜひ参加してください。

チラシをクリックすると大きく見られます。

2012年11月14日水曜日

人事110番 開設中!

宮教組では、今人事110番を開設中です。

留任希望なのに転勤希望と書けと言われた、
転任したい市町村と違うところで人事が進められている、
などなど、困ったときには宮教組 本部か支部に電話してください。

被災地などの統合予定校の方で留任したいときは
はっきりと、個人の都合欄に書きましたか?

転勤先は生き方にもかかわる大事なことですから、
しっかり自分の希望を叶えてもらえるように、
あきらめずに求めていきましょう!

組合員の方はもちろん、組合員でない方も、
困っている人、お電話待っています!
電話番号は宮教組HPをご覧ください!

2012年11月12日月曜日

中央支部 秋の教研集会

今週末、中央支部の3つのブロックで
それぞれ、秋の教研集会が行われます。

各チラシをクリックすると、大きく見られます。

名亘ブロックは、全生研の元常任委員の坂田和子さんを
講師に、学級づくりの講座です。


















塩竈ブロックは、松島で1泊学習会。
日曜日には、船迫先生の物づくり講座もあります。
























黒川ブロックは、恒例の秋の学校。
台ヶ森温泉で1泊学習会です。
それに先立ち、16日にはブロック教研で、
大衡小の江島先生が体育の授業を公開します。

塩竈と黒川は、夕食や宿泊も伴いますので、
早めにお申し込みください。
中央支部以外の方でも大歓迎です!

 
 



2012年11月11日日曜日

中央支部女性部・養教部合同 フットセラピー講座

今日の午後、フォレストで中央支部の
女性部・養護教員部合同の学習会、
フットセラピー講座が行われました。

講師は、NPO法人 日本セラピー普及会代表で、
美里町の施術室 「優しい手」の東 順子さん。














最初に角質除去の実習から始まりました。
面白いように角質がとれるので、
すっかり熱中してしまう参加者も。

次に、目・首・足のマッサージの仕方を教えていただきました。














目の周りは全てツボ、だそうで、
なかなか痛気持ちよかったです。
そして、クリームを使って足のマッサージ。

足の裏から膝までのマッサージの仕方、
そして骨盤底筋の鍛え方まで、
合間合間に健康にまつわるいろいろなお話を交えて
ていねいに教えていただきました。

参加者みんな、大変満足して、自分の足、
そして健康にきちんと向き合おうという
意欲でいっぱいになりました。

東さんは、「1万人の優しい手プロジェクト」に取り組んでおられ、
ボランティアセラピスト養成講座を無料で行っておられます。
被災地の方からの申し込みが多いそうですが、
内陸部の人にこそ資格を取って被災地に出向いてほしいとのこと。
1万人になるまで、何年かけてもやりきる!というお話に
大変感銘を受けました。

興味を持たれた方は、
http://www.j-therapy.jp
にアクセスしてみてください。




2012年11月10日土曜日

栄養教職員部会の皆さんも頑張っています!

昨日は栄養職員部の交渉があり、
今日は日教組北海道・東北ブロック栄養職員部学習会。
連日参加で頑張っています。

学習会は、仙台市郊外の茂庭荘で。
紅葉が大変見頃になっていました。

今日は、記念講演が行われました。
日本コーチング協会の笹崎久美子さんが、
「やる気が起こる声がけと話し方」と題して
ワークショップを入れながらお話ししてくださいました。














二人組になって、出された課題に合わせて、
相手に反対したり賛成したりする練習をしました。














ワークショップを通して、「傾聴・承認・質問」の
コーチングの三大スキルについて学びました。
調理場の皆さんとのお仕事に
生かしていけるのではないでしょうか。

講演後半に行われた、コミュニケーションの
4つのタイプ分けに挑戦してみました。
主導型・直感型・温和型・分析型がありますが、
私はバリバリの直感型でした!


今日は夜の夕食交流会で盛り上がることでしょう。
明日は、福島からの報告とグループ討議、
日教組栄養職員部長からの情勢報告およびまとめ
が予定されています。
来年は、山形での開催です。
 
 
 
 








 

2012年11月8日木曜日

11月11日 2つの集会に結集を!

脱原発 全国一斉行動に参加しよう!
仙台と塩竈、2か所の案内です。


















そして、気仙沼の方、高教組の方、ぜひこちらの集会に!

メディカルメガバンク・アンケート 問題あり!

東北メディカル・メガバンク機構が、
被災地である岩沼・亘理・山元町の小中学生
4000人対象に「健康アンケート調査」を実施しています。

もともと、メディカル・メガバンク構想では、
ゲノム(個々人の全遺伝子)の長期大規模疫学調査・
研究を目的にしています。
それが、アンケートでは全然触れられていません。
記入は任意としていますが、
「心の健康アンケート」も含まれており、
倫理的に大きな問題があります。

しかも、アンケートは県教委が協力しています。
被災地で、しかも児童・生徒から調査を始めたことは、
宮教組としても黙っている訳にはいきません!

東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターの
呼びかけで、県教委に対し公開質問状を出すために、
宮教組も参加してきました。

対応したのは、総務課長。しかも10分間のみの対応。
回答を必ず文書で出すことを要求して終わりでした。

続いて、この問題をメディアで広く取り上げてもらうために
記者会見をおこないました。

アンケートに臨んだ保護者のみなさんの中にも、
きっと不審に感じた方もいるかと思います。
報道内容から、「やはりおかしいことなんだ。」と
納得してもらえるはず。
現場での状況などを調査しながら、
引き続きこの問題にも取り組んでいきます。



2012年11月5日月曜日

事務所交渉の取り組み

各支部での事務所交渉が進められています。

10月31日は、仙台支部と仙台市教委との交渉が行われ、
教育長以下各課長さんもそろっての参加で行われました。
拡大資料などを用意して、教育条件整備や冬休みの勤務について
訴えてきました。
11月1日には、石巻教育事務所で交渉が行われました。



今日は、仙台教育事務所と中央支部の交渉でした。
参加者は、高橋委員長も含め、12名。
事務所からは、6名でした。

1、震災復興に関して
2、人事について
3、多忙解消について
4、指導主事訪問について
という4項目について、2時間に渡って話し合いをしました。
所長は、前回同様話をしっかり聞いてくれ、
事務所でできることは前向きに取り組む姿勢をを見せてくれました。

1については、復興加配を強く県に要求していく
2については、個人の事情などを最大限に配慮する
3については、授業分担を進めるよう教育長・校長に強く訴える
4については、実施する教科数や指導案の量などについては
一切事務所は口出しをしていない、
という回答を得ることができました。


今後の予定として、
11月9日に古川支部
11月15日に栗原支部
11月30日に迫支部
12月7日に仙南支部
の事務所交渉が行われます。
各支部の皆さん、ぜひ参加してください!









2012年11月4日日曜日

みやぎ教育のつどい 2日目

今日は、教科別分科会。
特別分科会「若い教師のしゃべり場」を入れて16の分科会と、
外国語の模擬授業や理科の実験などの講座も5つ行われました。

木町通小で行われた体育教育分科会















閉会行事では、高教組委員長のあいさつのあと、
両教組から1名ずつ感想発表がありました。
宮教組からは、船越小の伊藤 慶さんが発表。
「これまでの実践の反省ができ、明日の授業で
さっそくやってみたいことができた。」と述べました。


今日の参加者は170名ほど、
2日間でのべ500名の参加になりました。
提出されたレポート数は180近くになりました。
みなさん、本当にお疲れ様でした!

2012年11月3日土曜日

みやぎ教育のつどい 1日目 

今日は、みやぎ教育のつどいの1日目でした。
テーマ別分科会と講演会がありました。

オープニングでは、教職員で作った「ひまわり合唱団」のみなさんが、
美しいハーモニーを奏でてくださいました。

宮教組委員長から主催者あいさつ、
つどい実行委員会事務局長からの「討論の呼びかけ」
があり、開会行事が終了。

続いて、12のテーマ別分科会が行われました。

分科会参加者は、全部で270名ほど。
それぞれの分科会で、活発で丁寧な討論が行われました。

そして、記念講演。東京大学大学院の本田由紀さんが、
「日本の若者の現状」と題して、お話してくださいました。
大変熱のあるお話で、今の若者の雇用状況、
日本の経済の状況がいかに大変かを伝えてくださいました。
文科省のキャリア教育がいかに意味がないものか、
結局は「自分自身で決めなさい!」という圧力になっている、
というお話が1番納得した部分でした。

講演会には200名弱の参加。
今日1日で、330名ほどの参加で、一般の方の参加は
120名もありました。大成功でした!

明日は教科別分科会です。
教員の皆さん、多数の参加、お待ちしています!

2012年11月2日金曜日

旅費問題 車賃32円で交渉終結

今日、3回目の旅費交渉がありました。

人事課から最初に再提示があり、
車賃単価は、減価償却分は認められないが、
任意保険分で1円/km、消耗品分で2円/kmと考え
29円の提示を32円としてきました。

また、船員日額旅費は、平水区域で900円を1000円に、
近海区域で1200円を1500円に、
遠洋区域は2000円のまま、という提示でした。

その提示を受け、一旦交渉を中断し、
各単組ごとに話し合いをしました。













消耗品として整備費や安全リスク分などまだ少なすぎること、
通勤調整を廃止することなどが考慮されないと、
納得することができない、37円の維持が妥当、と
宮教組は追及していくことを決めました。

交渉再開後も、人事課は32円を変えようという姿勢を見せません。
「財政が厳しく、予算的に制限があるから32円なのか?」
と質問しても、「財政的ではなく、旅費の適正化という点から考えて
32円だから。」と譲りません。

通勤調整については、出張距離が60kmを超えると
旅費支給は0円になるというおかしさを解消すべき、という点で、
「年内中に速やかに改定する」と、前向きの回答を得ました。

車賃単価については話し合いが平行線になり、
「組合としては受け入れられない。」と交渉打ち切りになりました。
駐車場料金や高速道料金の運用について問題が出たときは、
誠実に解決に当たる、通勤調整についてきちんと研究し、
何らかの形で年度内に研究したことを我々に示す、ということを確認し、
3時間に渡った交渉は終了しました。

車賃単価をもう少し上げられなかったことは大変残念でした。
今後は、旅行雑費の運用面で現場に混乱が起きないよう、
確認・対応をしっかりさせていくことが課題です。