2014年9月29日月曜日

日本臨床教育学会第4回研究大会

日本臨床教育学会の研究大会が、27日・28日に
フォレスト仙台で行われました。
みやぎ教育文化研究センターが現地世話役として奮闘しました。

研究大会に先駆けて、26日には特別企画として
フィールドワーク「旧・中浜小学校の現地視察」が行われ
阿部書記長も案内役の一人として同行しました。















震災当日、子どもたちが避難して一夜を過ごした2階屋上の三角屋根裏部屋
には、その日のままの残骸が置き去りにされていたそうです。


研究発表の1日目は、一般研究・課題研究の発表と
全体会シンポジウムが行われました。
課題研究の「教師の専門性の再検討、教師教育改革の課題」
分科会では、渡辺孝之さんが「危機に直面して発揮された
教師の専門力量を考える」を発表、
特別A「東日本大震災と臨床教育学」では、制野俊弘さんが
「子どもとともにいのちとは何かを問う実践」を発表しました。
制野さんは、そのあとのシンポジウムにもシンポジストとして参加しました。


2日目は、シンポジウムと実践事例研究が行われました。
シンポジウムでは、上ノ国教育委員会の笹原さんが発表。
管理職になっても「学校はひとつの人格的な存在」と位置付けて
「子どもの学び・認識を耕す」「子どもの人間関係を耕す」
「学校・教職員の結束」を柱に実践を積んできたことを報告し、
参加者に大きな感動を与えてくださいました。














「教師を取り巻く現状と課題」分科会では、
白梅学園大学の増田さんが教師の多忙についてのアンケートのまとめを発表し、
「大学講師の会」の方々が未来の教師となる学生との実践を報告しました。
特に、土佐さんの綴り方教育を通しての学生との交流が素晴らしかったです。


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