2012年10月16日火曜日

2つの記者会見 そして、旅費交渉

今日の午後は、まず2つの記者会見がありました。

1つめは、「東日本大震災 教職員が語る 子ども・いのち・未来」
(明石書店)の単行本発売のお知らせです。

委員長・書記長・斉田執行委員が担当しました。
犠牲になってしまった子どもたちや教員のためにも
2度と同じ悲劇を繰り返さないように、
今後の防災にしっかり役立ててほしい!
震災直後、自分の家族の安否も確かめられないまま、
必死に子どもたちや学校、避難所を守り続けた
教職員の姿を全国の皆さんに知らせてほしい!
そんな願いで広くこの本を紹介してほしいと
記者の皆さんに訴えました。

2つ目は、11月3・4日のみやぎ教育のつどいのお知らせです。
宮教組メンバーに高教組の方々が加わり、
ご覧のメンバーに。
今後、どのように復旧していくかは子どもたちにかかっている。
そして、その子どもたちの成長には教育が何より大事。
教員だけでなく、学生・市民の皆さんと論議を深める
大事な機会にしたい、と説明しました。
10月20日のプレ企画についても紹介しました。



16時からは、県庁で旅費改定について、人事課と
三者共闘会議(宮教組・高教組・県職組)の交渉が行われました。
県は、旅費について車賃を37円から29円に引き下げ、
日当は県内は廃止、県外も半額という提示をしてきました。
前回の交渉で約束をしておきながら反故にしていた
有料道路使用料や駐車場代は支給すると提示されましたが、
どのような手続きで支払うのか運用に疑念があります。
他にも、移転料や在勤地内旅費の件など、問題は山積みです。

まず、宮教組委員長から人事課長に、
要求書を提出しました。

会場には、現場からも駆けつけてくださった組合員も含め、
25名ほどが結集しました。

教職員が自家用車で、かなり手出しをしながら
出張したり部活動を担当したりしている現状を訴えても、人事課長は、
「きっとご理解をいただけるものと思います。」
の一点張りで、まともに討論する姿勢をもちません。
やはり、教職員の立場を分かってもらうには、
県教委を相手に交渉しないと意味がない、と申し入れましたが、
「検討する。」の返答。
有料道路使用料の支払いについて、
「出張の任命権者の校長が求めているなら、
すべて出します!」
と発言させたのが、唯一の前進でした。

要求項目自体については進んでいないので、引き続きの交渉をしていきます。




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